「社会起業家・養成ゼミ TOKYO」の第2回が終了しました。
難民にネイルアートの職業技術を学んでもらい、ネイルサロンを経営して自立できるようにする株式会社
Arushaの代表・岩瀬香奈子さんが独自のビジネスモデルを講義しました。
人材派遣や外資、富裕層相手の仕事を経てきた岩瀬さんは、「これ、自分がやりたかったこととは違う」と違和感を持ち、難民支援のNPOとの出会いによって、多くの人が関心を持っていないこの社会問題に対して、これまでのキャリアを活かしながら、自立支援のビジネスを始めることになったのです。
Video streaming by Ustream(※Arushaの代表・岩瀬香奈子さんの講義) もっとも、このゼミは、
講義の中継(午後2時30分~3時15分)
の終了後からが本番。
午後4時まで、講義で得た知恵を何にどう応用できるのか、豊富な実例を出しながら深く説明しました。
午後4時15分からは受講生の事業プレゼンがなされ、そのプランを実現させるための建設的な議論が交わされました。
午後5時からの「マスメディアに取材される技術」では、「なぜテレビでの紹介が新聞・雑誌より早いとまずいのか」についてメディア特性をふまえて説明しました。
さて、
次回(第3回)のゼミは、
「誰もが気兼ねなく外出できる社会の作り方」。
車椅子の利用者は、外出したくても、車椅子のまま利用できるトイレが必要です。
長距離の旅をしたくても、どこにそんなトイレがあるかわからないため、旅に出る2週間以上前から水分を摂取せず、ガマンをしなければ、外出できないという不便を抱えています。
ベビーカーの利用者にとっても、授乳などでユニバーサルデザイントイレ(多機能・多目的トイレ)の位置情報は外出時に不可欠。
そこで、Googleマップでそうしたトイレの位置情報をみんなでシェアし、大手の検索エンジンにもアップしているのが、NPO法人Checkです。
この解決活動のコストを賄うのに、どんな収益を作っているのか?
旅行代理店での営業経験から、トイレの位置情報の共有というミッションを掲げて起業したNPOの社会的価値とは?
広報戦略は、「メディアの基礎知識 (2)広報資料が即日ゴミ箱行きになる理由」です。
ゼミ終了後に毎回行われるカフェ・ミーティングも、優秀な人材と交流ができて有益です。
(※カフェ・ミーティングにのみ参加することはできません。お店は毎回変わります)
東京・千葉・神奈川・埼玉以外の
地方からの受講者は予約不要・当日精算で
2500円。
車椅子利用者・障がい者・60歳以上・外国人の方は、予約不要・当日精算で
3000円。
大学生・短大生・専門学校の
学生は、学生証を提示すれば、当日精算で
3500円。
また、都心の方でも、事前振込、同行者の人数、受講の頻度で割引になります。
ただし、このゼミは
予約先着で限定30名しか受講できません。
しかも、受講できるのは残り22回のみ(※このゼミの豪華な講師陣は二度と実現できません)
金儲けが目的ではなく、切実な社会問題を解決するために働きたい方は、
「これだ!」と思ったら、下記サイトをご覧の上、お早めにご予約ください。
★社会起業家・養成ゼミ
http://socialventure-youseizemi-tokyo.blogspot.jp/ 共感していただけたら、この下にある「ツィート」や「いいね!」を押してくれると、うれしいです。
- 関連記事
-
スポンサーサイト