twitterで「起業」でツィートを検索して僕をフォローしてくる人の中には、ほんまもんのおバカさんがいて、まったく辟易する。
「クズだった俺が○百万の月収を達成」とか、「ネットビジネスで○億円も稼いだ!」なんて話は、世の中の大半の人にとっては、どうでもいいんだよ。
だって、ものすごくわずかな「守銭奴」まっしぐらの特定個人しか救われないじゃん。
だいたい、ポンポン億単位で稼げるなら、その金で今にも死にそうな人を救えよ!
この日本は、長く続く不況の時代なんだぜ。
飢えで死ぬ人、病気で死ぬ人、虐待されて死ぬ人、紛争の銃撃戦や自爆テロの英雄として洗脳されたまま死ぬ少年兵…、このセカイには理不尽な人生のまま死んでしまう人間が山ほどいる。
そして、そういう深刻な問題を解決できない政府の無策ぶりにダメ出しするばかりでなく、命がけで解決しようと試みている人間たちがいる。
そういう人間に投資をして、初めて「社会とつながる」「セカイがわかる」ってもんなんだよ。
六本木ヒルズを目指してバカ高いセミナーに行くことが、ステイタスへの必須条件みたいに洗脳されている成金風情が、くだらん情報商材で儲け続けてもさ、その金、あの世までは持っていけないんだよ。
あんたの人生が終わる時、誰がほめてくれるのよ?
誰が君の名をしっかり胸に刻みつけておきたいって思うのよ?
人とつながる「熱い絆」を知らんから、金しか追えないんだろうが、僕をフォローしようが、僕はリフォローなんてしないよ。
ただ、放置して、「かわいそうな奴だね」と思うのみ。
そういうアホな若い起業家は僕が主宰してるゼミに来なくていいので、この記事にはあえてリンクをはらない。
多くの人は、金のために働いているんじゃないんだよ。
金なんて、あくまでも自分とみんなを活かすための「手段」にすぎないの。
それを勘違いして、金稼ぎそのものが目的になっているような働き方をしてるから、いつまでも満たされず、金ばかり追うカネゴンになっちゃってるのに気づかないままなのよ。
いつかきみが目を覚ます頃には、時代は君を取り残して孤立化させてしまうだろうが、「そういえば昔、そんな記事をブログで読んだな」と思い出せれば、この記事の重みに気づけるかもしれないね。
僕が死んでもブログ記事や僕の書いた本は残り、検索エンジンや図書館で発見するかもしれないが、既に君はいろいろな意味で手遅れになっているのかもしれない。
バカは依存症と同じで、そうカンタンには治せない。
しかし、治すチャンスを探そうと思えば、解決策が無いわけではない。
ただ、ネット検索では難しいだろう。
ググろうにも、解決している人や組織の名前を知らなければ、入力できないんだから。
せいぜい、その「金の威力」とやらで探してみたらいい。
バカは早めに治すに越したことはないのだから。
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