■被災者支援事業
『子どもたちの3・11 被災体験記』(仮)
原稿募集のご案内 3月11日に起きた東日本大震災によって、被災地の親御さんの中には
仕事や収入手段を奪われた方が少なからずいらっしゃいます。
そうした家庭で暮らす子どもたちには、親や周囲の大人が苦労していても
「自分はお金のことはどうにもできない」と無力感を覚える子もいます。
そこで、子ども本来の仕事である勉強の一つである「作文」を書くことで、
正当な原稿料をお支払いできる仕組みを作りました。
被災体験記を書くと、1万円が得られるのです。(※一応、選考はありますが、現在、先着順で採用しています)
そうした原稿を集めて本として出版し、初版印税からお支払いします。
こうすることで、原稿の採用者には謝礼を支払うことができ、同時にこの本を
読んだ全国の方が被災地の本当の姿や被災者の気持ちを知ることができます。
そのため、支援物資の提供を継続できたり、被災者に仕事を与えるチャンスを
増やすなど、被災地の復興に貢献することができます。
しかも、自分に起きた体験を書けばいいので、投稿者の多くは家族や友人、
先生と話しながら
2時間程度で書き上げ、学校からファクスやメールで送ってきています。
支援事業なので、作文の上手・下手は関係なく、先着順で選考し、
応募すればほぼ採用。
全国の書店で販売される本に自分の文章が載れば、
進学や就職の面接の際に、他の子にはない魅力をアピールできます。
「被災」という経験を通じて自分が強く思ったこと、多くの人に伝えたいことなどを、
震災の
現実を知らない土地に住む人に語りかけるように書いてみてください。
作文が苦手な方、大歓迎!
プロの編集者があなたの原稿を磨き上げ、
採用されやすくなるお手伝いをします。 文章を書くこと自体が苦手な方には、下記の応募要項に
電話可能な曜日・時間帯を加えてメールしていただければ、
こちらから電話し、「聞き書き」によって文章化いたします。 たとえば、次のような内容に絞り込んだ作文を公募しています。
(※あくまでも例ですが、なるだけ1つの話題をくわしく掘り下げる形で書いて下さい)。
☆震災から今日まで(震災の被害状況、今日の暮らしにたどりつくまで)
☆避難所・仮設住宅・避難先での暮らしの実態(うれしかった支援物資、困ったことなど)
☆震災前と変わってしまった夢
☆震災によって失った家族・友人について
☆津波被害によって得た防災上の教訓
☆疎開(引越し)先で考えた震災の影響
☆原発事故で自分や周囲の生活がどう変わったか?
☆風評被害で悲しかった体験
☆大震災の後に目覚めた自分自身の夢や目標
☆早く復興するために必要だと思うもの
☆復興後の世の中を作っていく一員として全国に伝えたいこと☆その他、復興活動に取り組んで実感したことなど
□応募資格:10~19歳の被災者(※震災時に被災地に住んでいた方のみ)
別途、下記の「応募要項」に必要事項を記入の上、応募ください。
□原稿枚数:400字詰めの原稿用紙で5枚以上(※ワードファイルなら2000字以上)
ブログに書いている場合は、そのURL(ホームページアドレス)
ケータイブログやmixi日記に書いた内容でもOK!
障害者の方なら、他の方による聞き取り原稿も可(※主語は「私」or「僕」)
□原稿の送付先1(eメールの場合):conisshow@gmail.comまでファイルを添付。
(※添付できない場合は、メールの文面に文章と応募要項を記入)
□原稿の送付先2(手書きの場合):必ず番号通知で送信(※下記のFAX番号の前に186)。
FAX:0436-21-5579まで。
□原稿の送付先3(郵送の場合):〒290-0051
千葉県市原市君塚5-26-6 プリミエール君塚B-201
Create Media内 「こどもたちの3・11」応募係
□応募〆切:2011年10月20日
(※困窮を原稿内でお知らせいただければ、〆切後でも採用する場合あり)
□採用点数:選考の上、30点以上を採用予定(※1人1点のみ採用)
□採用謝礼:1万円(所得税込み)+見本1冊
(※本書刊行の3カ月以内にお支払いします)
□採用通知:2011年内を予定(※採用者のみに連絡。遅れることがあります)
□企画・編集:Create Media(出版プロダクション) http://www.createmedia.co.jp
□備考:応募原稿の著作権はCreate Mediaに帰属され、謝礼(※初版時の原稿料)の支払いをもって買い取られます。
また、送られた原稿は、Create Mediaによって編集される場合があります。
以上の2点をあらかじめご了解の上、ご応募ください。 電話でのお問い合わせは、
090-7802-3065(Create Media 正午~PM10:00)までお気軽にご連絡ください。
【応募要項】(※原稿と一緒に提出するもの)
□氏名(※公開されません。ご希望があれば考慮します)
□筆名(ハンドル ※公開されます)
□年齢(※公開されます)
□郵便番号+住所(※〇〇県〇〇市まで公開されます)
□電話番号(※公開されません。通学先の学校の番号でも可)
□通学先の学校名・学年・クラス名(※公開されません。ご希望があれば考慮します)
□メールアドレス(※公開されません。なくてもOK)
□その他・質問【採用されるコツ】○作文の1行目には必ず「震災を知らないあなたへ」という一文を入れ、語りかけるように書いてください。
「被災しなかったあなたへ」でも構いません。
○5W1H(=誰がいつどこでどのように何をしたか)が具体的に伝わるよう、わかりやすく1文1文を書いてみてください。
書いた作文は、通学先の学校や塾の国語の先生に添削をお願いし、磨きをかけましょう。
○絵のデッサンをするように、自分の見た風景をていねいに描いてみましょう。
作文の中に描かれた風景を撮影した画像や絵などがあり、本に掲載してもよろしければ、原稿と同時に送ってください。【Create Mediaとは…】 この「被災体験記」の本を企画・編集する出版プロダクションCreate Mediaでは、
これまでに親から虐待された当事者の手紙集
『日本一醜い親への手紙』などを制作。
代表の今一生は親の貧困・虐待・病気などで家や施設で暮らせない子たちの自立を
支援する一般社団法人ストリート・プロジェクト(福岡)の理事を務めたり、全国の
校長先生・教頭先生が読まれている専門誌
『月刊 高校教育』で長期連載しています。
★この原稿募集のチラシを配布したい方は、このリンク(A4のPDFファイル)を適宜拡大してプリント&コピーの上、配布・拡散してください。 なお、上記の支援事業は、毎日新聞・産経新聞・読売新聞などに取材され、記事になりました。
(※
毎日新聞web版は5月9日付。
本紙は10日付。
産経新聞web版は17日付。
読売新聞web版は27日付)
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そのちょっとした行動だけでも、被災者を支援したい人が増え、被災者が助かりますから…
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