東日本大震災から2ヶ月近くになっても、被災地の惨状は、テレビや新聞で
報じられているような復興や希望のきざしが見られるような落ち着いた状況ではなく、
「有事」そのものです。
東京発、全国行きのマスメディアは、支援物資も十分に届かない避難所や
民家がたくさんあることを十分に伝えていません。
このブログでは、石巻で被災者を支援してる
NPO法人フェアトレード東北への支援を呼びかけています。
フェアトレード東北では、以下の支援物資を急募しています。
(※要望以外の下記の物資は送らないでください。余ってしまい、置き場所に困ります)
【急募中の支援物資リスト】☆食品・おかずになる缶詰・ウインナー・ソーセージ・さとうのごはん・調味料 →大量に
(※学校の給食用の炊き出しを予定しているた。給食センターが被災
生モノは冷蔵庫がないので大量には無理。ボランティアさんの食事用には受付中)☆菓子類・野菜ジュース・青汁 →大量に!
☆保育所・幼稚園の給食用のおかずになるレトルト食品(刺激の少ないもの)
☆野菜・果物
☆料理の素(カレールウ、シチュールウ、すき焼きのたれ、だしの素)
☆卵(産地からの直送便のみ)
☆炊飯器 →一人用ではなく、大きめのもの
☆空気清浄機 →外や家の中もヘドロの臭気と粉塵でのどを痛めている
☆生米(できれば無洗米)
☆パスタ・パスタソース・乾麺(うどん、そば、そうめん)・粉末うどんつゆ・めんつゆ
☆おかずになるレトルト食品(ハンバーグ、シチュー、ソーセージ、みそ汁、スープなど)
☆冷蔵庫(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
(※食糧が二日分届いても食べ残してしまう)
☆冷蔵ボックス(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
☆電機蚊取り器(アースノーマットなど)
☆ゴム手袋(作業用)→ (L) 200組
☆長靴(作業用)→ 大人用 26cm、27cm、28cm 各10足
☆大人用Tシャツ →男女大人用(新品のみ)
☆ふとん
☆自転車
☆乳母車(新品のみ) 1台
☆女性用(15~20才)が履くようなスニーカー&長靴
☆高校生が学校で使えるような鞄
☆事務用品(クリアファイルなど)
☆クリップボード・A4Z式ファイル(穴をあけずに閉じるタイプ)・A4ポケットファイル(穴をあけずに入れるタイプ)・A42穴式ファイル
→すべて縦型(S型)タイプ/各50程度/100円均一商品や中古でもOK
☆自転車 →ままちゃり、子供用
☆自転車用ヘルメット →70個
☆コピー機能が付いたプリンター(新品もしくは2009年度製以降の商品) →10台
(※対策本部に行政から「かわら版」的な情報物は届くが、各班分が無く、印刷する
ためにコピーが欲しい。また、皆さんから頂いたPCで集計などの作業を行って
いるが、それを印刷して利用したいため)
☆掃除機(新品/サイクロン式のみ)→ 20~30台
(※ヘドロの粒子が細かいため、紙パックだとすぐに詰まる)
☆テレビ(デジタルチューナー内蔵のみ) →20~30台
(※ブラウン管は送らないでください。避難所によっては情報が入らない)
☆電子レンジ(新品のみ)→ 20~30台
☆洗濯機(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
☆軽トラック →借りている車を急きょ返却することに…
☆スクーター(カブ) →車が流された。買う金もない。買い物にも遠くて行けない
☆新品or中古パソコン(2007年以降の製品) →津波で流された。どこからも情報が入らない
☆乾電池(単1・単2・単3) →大量に!
☆テント(中古不可)→避難所にいづらいので出たい
☆懐中電灯・ランタン(LED、新品のみ) →100~1000個必要
☆寝袋(新品のみ・大人用) →テントといっしょに使います
☆デジカメ →被災証明を取ろうにもカメラも流された。できるだけ新しい機種を!
☆プリンター
☆ガス式発電機 →これを参照
☆カーインバーター発電機(中古不可) →大量に!
(※車しか残ってないのに避難所も「21日で出ていけ」と言われてます。
インバーターがあれば携帯の充電も、PCも、髭剃りも使えます。
インバーターはシガレットソケットに差し込んで車の電源を家庭用電源に変換するもので、
携帯電話やパソコンを充電できる変換器)
(※5月30日現在。支援物資は日によって変わります。最新情報はこのブログで確認を!)
上記以外にも、Amazon.co.jpの「ほしい物リスト」で買って送ることもできます。
http://amzn.to/mMvpoF
また、在宅避難者(在宅高齢避難者も含む)からの物資要望リストもあります。
http://si-tohoku.com/pdf/zaitaku_youbou_0530.pdf
青年版の国民栄誉賞といわれる「人間力大賞」も受賞した社会起業家であるNPO法人フェアトレード東北の代表理事・布施龍一さん(※下の画像)は、こんなメッセージをtwitterやブログから発信しています。

「うちの団体では、常時、ボランティアの方を募集しています。
着替えだけ持って来ていただければOKです。
ボランティア保険はご自身でお願いします。配給の手伝い、おばあちゃんの話し相手、
夕食準備などなので、女性の方をメインで募集いたします。
また、ゴールデンウィークにボランティアに来ていただけれる方を広く募集いたします。
1日2食、寝床完備。よろしくお願いいたします」
フェアトレード東北の連絡先は、下記の通り。
(※郵送費はご負担ください。着払いNG)
〒986-0861
宮城県石巻市蛇田字下中埣14-1 NPO法人 フェアトレード東北
TEL&FAX:0225-94-6883
(※配送問い合わせ専用。募集内容のお問い合わせはメールでのみで受付中。
直接お電話するのはお控えください)
☆支援物資を贈る前のお問い合わせ→ft.b.shien@gmail.com
☆当団体への義援金へのご連絡→ft.shien@gmail.com
☆ボランティア等への参加希望の問い合わせ→ft.bora@gmail.com 上記の支援物資を「寄贈品」と明記の上、フェアトレード東北まで郵送してください。
現在、ヤマト運輸、佐川急便、西濃運輸、ゆうパックが届きます。
支援活動には、避難所までの車の燃費など莫大な費用がかかっています。
ボランティアとは事実上、個人が自分の財布からお金を持ち出している活動です。
なので、団体がそれを賄えるようにするには、現時点では寄付が頼りです。
【フェアトレード東北への寄付】 地元をよく知り、きめ細かな支援・調査を進めている彼らを支援すれば、避難所の被災者に対する支援活動が継続・拡大できます。これは、赤十字や自治体など他の多くの寄付や義援金よりも即効性があり、被災者を直接支援できる方法です。
1000円だけでも、十分ありがたいです。
ネットバンキングで振り込まれたお金は、現在困窮している避難所までの車の燃費代、ボランティアのみなさんの食事代、上記の支援物資の購入代、事務用品費などに、即日活用されます。
大渋滞でこれまでの銀行に往復2時間もかかってしまうため、
活動支援金の口座が新設されました。
今後は下記の口座に寄付をお願い申し上げます。
☆ゆうちょ銀行 記号 18150 番号 9706921
名前 トクヒ)フェアトレードトウホク
☆七十七銀行(シチジュウシチギンコウ) 石巻支店
普通預金 口座番号 5850606
口座名 特定非営利活動法人フェアトレード東北 代表理事 布施龍一【あなたの街でも報告会を!】
以上のように
「被災地の現状報告会+支援物資の調達」をワンセットにしたイベントを全国各地で緊急に開催し、招いていただきたいです。
千葉・東京・埼玉・神奈川なら、往復交通費を含めて3万円から引き受けます。
1人1000円の入場料を徴収すれば、30名以上集めれば、赤字になりません。
それ以外のエリアでも、往復交通費+3万円以上で承ります(※広報にも協力します)。
当方(今一生)の最寄り駅は、内房線の五井駅です。
Yahoo!路線検索で往復交通費をお見積りの上、今一生(
conisshow@gmail.com)までお気軽にお問い合わせください。
なお、通常の今一生への講演依頼については、
このページをご参照ください。
被災地支援に関する最新情報を提供している今一生のtwitterアカウントは、
@conisshowです。
【取材・報道のスポンサー募集!】 石巻市に限らず、岩手・福島・茨城にも取材&支援活動に行きたいと考えています。
しかし、取材には2泊3日の行程でレンタカー代なども含めて10万円程度の経費がかかります。
スポンサーになっていただける企業・個人の方がいらっしゃいましたら、今一生までお早めにメール(
conisshow@gmail.com)をください。
Web Moneyをご利用している方なら、このブログの左下にある
「ぷちカンパ」から入金していただけると助かります。
(※震災1ヶ月後の4月11日に撮影された石巻市の沿岸部の道路。
ところどころアスファルトが陥没し、
水たまりで車はうかつに通れない。
こうした道路の復旧が今なお済んでないエリアが少なくない) また、被災地支援については下記のリンクもご参照ください。
■
「東北産」を選んで買って、被災者を元気に!(※買えば買うほど被災者が助かります)
■
遠方から被災者を直接支援する方法(※現地のNPOにお知らせください)
■
収入手段のない被災者の方へ(※講演の仕事あります)
■
10代の被災者へ(※被災体験記を書いて原稿料を得られる仕事あります)
■東京周辺に住まれている方へ
5月7日&9日「被災地の合同報告会」 共感していただけましたら、この記事の下にある「ツィートする」や「いいね!」をクリックし、より多くの方々に広めていただけるとうれしいです。
そのちょっとした行動だけでも、被災者を支援したい人が増え、被災者が助かりますから…
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