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■ビートルズの名曲を日本語で歌えるように訳してみた (11)


 「ビートルズの名曲を日本語で歌えるように訳してみた」の第11弾です。
(※これまでのすべてのオリジナル訳詩と僕自身が歌ってる音源のリストは、コチラ


 では、『Yesterday』から。
 名曲だけに、詩情を損なわないまま日本語に直すのは、本当に難しかったです。

 ジョン・レノンも、ポール・マッカートニーも、幼い頃に母を失っています。
 「不意に半人前ではいられなくなった」=すぐに大人として心理的に自立することを迫られてしまった孤独があるからこそ、そのとまどいが「僕が悪かったの?」と自責する気持ちにつながったのでしょう。

 今回訳してみて、名曲『Yesterday』が、子どもが大人になるときの心情を歌ったものだってことに確信を得ました。

 もちろん、彼女=恋人と解釈できなくもありませんが、そういう解釈の余地を残して歌詞を作るのが、ジョンの上手なところなんですよねぇ。

 「愛は簡単なゲームだったのに」という歌詞のフレーズは、「お母さんになら容易に甘えられた」という子ども時代を懐かしく思う気持ちだと考え、「愛をもてあそんだ罰さ」と訳してみました。




イエスタデイ (作詞・レノン=マッカートニー/訳詩・今一生)


ずっと 僕を悩ませてた
痛みは消えたのに
昨日よりつらいよ

不意に 大人にさせられて
黒い影が僕を
もう すべて包んでく

なぜ 彼女はここにいないの?
あんな こと言わなきゃよかった

どんな僕でも愛された
あの日に帰りたい
どこかに隠れたい

何 も言えずに去ったのも
僕の言葉に傷ついたのだろう

愛を もてあそんだ罰さ
どこにも逃げられない
さようなら 昨日よ


 次は、『I Want To Hold Your Hand』。

 邦題の『抱きしめたい』より「手を握らせて」のほうがよっぽど生々しい感じがするし、初々しくて、不良少年ならではのジョン・レノンの純情が出てる気がします。

 タイトルには「want」とあるのに、歌詞では「wanna」。
 いかにも不良っぽいですなぁw

 忌野清志郎さんが生きてたら、たぶんこんな感じで訳して歌った気がします。




きみの手を握りたい (作詞・レノン=マッカートニー/訳詩・今一生)


照れくさい けど言うよ
気づいてるだろ
この思い 伝えたい
手を握らせて
きみの手をつかんだら
離したくないよ

こう きみも 言ってくれ
「彼女にしてよ」
そう 僕の 手を取って
「二人で歩こう」
喜んで手を差し出すさ
離したくないよ

きみに触れるなんて サイコー!
ウキウキは隠せやしない しない しない

この愛 きみのもの
気づいてるだろ
この思い 伝えたい
手を握らせて
きみの手をつかんだら
離したくないよ

きみに触れるなんて サイコー!
ウキウキは隠せやしない しない しない

この愛 きみのもの
気づいてるだろ
この思い 確かめる
手を握らせて
きみの手をつかんだら
離したくないよ
離したくないよ…


 次は、『If I Needed Someone』。

 『恋をするなら』という邦題が昔つけられてましたが、歌詞をよく読むと、これは浮気の歌ですな。

 それにしても、自分の部屋の壁にべつの女の電話番号を刻んでほしいってのは、今つきあってる彼女にこれ見よがしに見せるわけで、いやはや大胆な別れ方を示唆しているというか、揉めそうな印象。

 自分からは別れを切り出せない弱気な男の歌というモチーフですが、ビートルズには「弱気な男」というモチーフの曲が珍しくないので、ただのラブソングだと思ってると、英語のわかる女性に聞かせた時に、とんでもないことになりますw

 ちなみに、作詞はジョージ・ハリスン。
 ジョン・レノンだったら、もっとひねくれた歌詞か、嫉妬深い歌詞になっているところかも。




もっと昔に出会っていたなら… (作詞・ジョージ・ハリスン/訳詩・今一生)


人恋しくなれば
思い浮かべるのは
きみのことさ

時間ができたなら
一緒にいたいんだ
さみしくなったら

もっと昔に 出会っていたなら
恋人はきみなのに…

僕の部屋の壁に
彫っておいておくれ
電話番号を

Ah~ Ah~
Ah~ Ah~

時間ができたなら
一緒にいたいんだ
さみしくなったら

もっと昔に 出会っていたなら
恋人はきみだった

僕の部屋の壁に
彫っておいておくれ
電話番号を

Ah~ Ah~


 次は、『Mother Nature's Son』。

 ベタ訳だと「母なる自然の子」がタイトル通りなんですが、これだと日本語では歌えないので、「大地の子」にしてみましたが、J-popは英語フレーズを入れても違和感がないので「Mother Nature's Sun」のままでもいいかもしれません。




大地の子 (作詞・レノン=マッカートニー/訳詩・今一生)


ひもじい村生まれ 野に育ち
みんなのため歌うよ 一日中

小川のほとり 水豊か
せせらぎに 耳をすませてごらん

野原の隅に 僕はいる
ひだまりの中で揺れる雛菊

大地の子


 次は、『Martha My Dear』。

 マーサは、ポール・マッカートニーが初めて飼った犬の名前らしいんだけど、メスだったようで、歌詞にも「silly girl」と呼びかけてます。
 小さな娘に語りかけるようなやさしい雰囲気の曲ですな。




僕のマーサ (作詞・レノン=マッカートニー/訳詩・今一生)


マーサ 今日も お話ばかり してたね
忘れずに いてくれよ お願いさ 愛してる

くよくよ するなよ 大丈夫
はしゃぎすぎておいた した時は助けてあげるよ いつも

あたりを見てごらんよ
よく見りゃわかるってもんさ
僕らお互いにかけがえのない仲間

くよくよ するなよ 大丈夫
はしゃぎすぎておいた した時は助けてあげるよ いつも

マーサ きみは 僕の心かき乱す
お願い 良い子で
いてくれよ Martha my dear


 今回の最後は、『Drive My Car』。

 でかい夢は言うけど、自分はやる気も準備も何ももってない怠け者の彼女に惚れてしまった男の「やれやれ」感を歌ってます。
 これ、ビートルズが歌ってこそ説得力があるんですよねぇ。




私を運んで (作詞・レノン=マッカートニー/訳詩・今一生)


「きみは何になりたいの?」
「わかるでしょ」と彼女言う
「超有名な映画スター
 でも あなたに助けてほしいの
 あたしを運んで スターにしてよ
 あたしを運べば 好きになるかもね」

「俺の未来も明るいぜ」
「わかってる」と彼女言う
「地道にコツコツでしょ
 でも それよりマシな人生へ
 あたしを運んで スターにしてよ
 あたしを運べば 好きになるかもね」

Beep beep'm beep beep yeah

「あたしを運んで スターにしてよ
 あたしを運べば 好きになるかもね」

「今すぐ始めようか」
「その前にね」と彼女言う
「残念よ 車無いの
 でも 運転手いるし まぁいっか」
「あたしを運んで スターにしてよ
 あたしを運べば 好きになるかもね」

Beep beep'm beep beep yeah
Beep beep'm beep beep yeah
Beep beep'm beep beep yeah
Beep beep'm beep beep yeah
Beep beep'm beep beep yeah


 では、次回の更新をお楽しみに。
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