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■会社に雇われない「自営業」を始めたい方からの相談を受け付けます!


 今日では、「会社に就職する以外の働き方をしたい」と望む人が増えてきた。
 しかし、そこには勘違いも少なくない。

  「独立・起業=会社を作ること」だと思い込んでる人もいれば、「起業=アフィリエイト」というとんでもない誤解をしている人もいる。

 会社に雇われず、自分で商品・サービスを作り出して収益を得ている人は「自営業者」という。
 「自由業」と呼ばれることもあるが、これは人類史と同時に始まったぐらい歴史の長い働き方だ。

 たとえば、地元に昔からある本屋さんや魚屋さんなどは自営業者だし、フリーのデザイナーやイラストレーター、小説家などは自営業者だ。

 自営業の職種は無数にあって、農家や漁師、紙芝居師、お笑い芸人、大道芸人、ダンサー、空手家、スポーツ出張講師、webデザイナー、手作り石鹸屋、陶芸家など、例を挙げればきりが無い。

 そうした既存の職種だけでなく、自分の履歴を活かして新たに職種を作れるのも、自営業の面白さだ。

 自営業はメインの職種以外にさまざまにやりたい仕事・職種を増やせるので、稼ごうと思えば、コツさえわかればいくらでも稼げるし、休みたい日はいつでも休める。

 もちろん、自営業者で儲かりすぎて事業規模を大きくしたい場合は、会社の法人登記を済ませて人を雇って組織化する場合もあるが、自営業でどうしても食えない人のための選択肢として会社勤務はある。

 しかし、自営業者として人並みに食えるなら、仕事をするのに会社に雇われる必要はない。
 シンプルに考えれば、商品・サービスを売って稼いだら、あとは確定申告して納税すればいいだけだ。

 会社勤務でも自営業でも、仕事は他人様に価値を提供する対価として収益を得るのであって、収益さえ得られれば価値のないものを売っていいという理屈など世間では通らない。

 会社に雇われず働くためには、「自営業とは何か」「商品・サービスにおける価値とは何か」を知る必要がある。
 しかし、自営業について教わるチャンスは、なかなか無い。

 そこで、僕(今一生)の体験から、自営業の基礎から応用、発展的展開まで、ざっと説明しておこう。

 ここでいう自営業とは、会社などの組織に属さず、自分のできることを活かして商品・サービスを作り、その価値を求める人に提供する対価として収益を得る働き方だ。

 この自営業を1人でやることは、会社が組織として分業で行っている経営に関する以下の8つの仕事を、基本的には自分で全部やることを意味する。

■商品・サービスの新規開発(コスト計算・値付け・市場調査・企画書作成など)
■商品・サービスに関する収益マネジメント(収益目標・〆切りの設定・スケジュール管理)
■商品・サービスの営業(売り込み・市場の開拓など)
■商品・サービスの制作・納品(商品化・作業効率やビジネスモデルの改善など)
■商品・サービスの広報・宣伝(webサイト作成・メディア対策・ブランディングなど)
■経理事務(請求書の送付や決済、伝票整理、領収書の管理など)
■公共料金の支払い(通信費・光熱費・年金・国民健康保険料など)
■納税(確定申告)


 もちろん、上記の中で自分が苦手な作業を放置しても、ふだんは誰からも怒られない。

 しかし、忙しさにかまけて手を抜いていれば、通常の保険証が使えなくなったり、赤字申告で納めすぎた所得税の還付金が戻ってこないなどの損をする。

 だから、最初は面倒でも、覚えて、慣れていかなければならないことはあるし、自分がどうしてもできなければ、できる人を探してお願いすればいい。

 それは家族や友人でもいいが、当然、自分の仕事を代行してくれる相手にお金を出すことになる。
 そのため、それを払っても余りある収益を作り出すことを前提に働く必要が出てくる。

 もっとも、ふだんの仕事は、自分にしかできない商品・サービスを売り込んで、受注してから制作・納品するという作業をくりかえすことになる。

 売上目標は自分が自由に設定できるし、納品の〆切りさえ守れば、いつ寝てもいい。
 マイペースで稼いでおけば、休みたくなったらいつでも休暇をとれるし、突然の旅にも出られる。

 逆に言えば、そうした自由気ままな働き方ができるだけのスケジュール管理とセルフ・マネジメントが問われるのは言うまでもない。

 それも慣れてくれば問題なくなるが、自営業の初期は「食えるかどうかもわからない不安」を原動力として、初期段階でとにかく売り込みを徹底しておくと、あとで楽になる。

 僕(今一生)は25歳でそれまでとは無縁の出版業界に転職してフリーライターになった。
 さまざまな雑誌編集部に売り込みに行き、未経験から仕事を通じて記事の執筆の仕方や売り込みの作法を学んできた。

 年収は初年度から600万円を超えていたので、要領がさっぱりわからなかった初めての確定申告も、時間をかけて理解し、自分1人でやることができた(※べつに難しくはない)。

 フリーは会社に属していないのだから、雑誌記者という職種だけで収入を得なくてもいい。

 なので、分野の異なる複数の雑誌に文章を書く仕事を増やす一方、自分で書籍の企画書を書いて出版社に持ち込み、本を執筆したり、編集する仕事も増やしてきた。

 30歳を過ぎる頃には、自分が関心のあるテーマの取材に仕事を絞ることで、他のライターがまだあまり書いていなかった分野(依存症・児童虐待・家出・シェアハウス・自殺・少年犯罪など)を自分の視点で取材して書くことに留意したり、そのテーマに関する当事者を集めて話を聞くイベントの開催も手がけていた。

 すると、「その当事者を取材したい」と全国紙の新聞記者や全国放送のテレビ・ディレクターなどが近づいてきたのを機に、新聞やテレビでコメントを求められたり、テレビやラジオに出演したり、それまで仕事をしていなかった雑誌からも名指しで執筆依頼が増えるようになった。

 他の人が追いかけていない分野を自分の視点でいち早く取材していたので、僕には競合する相手がいなかった。

 他人と同じようなテーマを追いかけたり、誰かの二番煎じをやろうとしたら、たくさんのライバルと競争して売り込みに疲れる仕事になっただろうが、僕はそうしたムダな労力をかけなければいけない仕事のあり方がイヤだったので免れた。

 また、本業で取材したテーマに沿って、雑誌記事を書く以外の仕事も増やしていった。

 自傷癖や依存症に関するテレビのドキュメンタリー番組を映像制作プロダクションと協働して制作したり、家出やシェアハウスなどに関する講演を依頼される形で全国を飛び回っていたこともある。

 しかも、雑誌記者の前にやっていた広告業界の手法を活かして、ライブハウスにスポンサーになってもらって地方テレビ局で音楽番組を制作するプロデューサの仕事をやってみたり、ここ数年では本を出したい人向けに安価な出版コンサル業を始めたり、オンラインニュースの記事も書いている。

 さらに、新聞・テレビ・ラジオ・雑誌・イベント・インターネットのすべてで仕事をしてきた経験から「マスメディアに取材される技術」広報戦略セミナーで教える仕事も日本財団で行ったり、全国から優秀なソーシャルビジネスの担い手を20名以上も講師に招いた「社会起業家・養成ゼミTOKYO」という私塾も展開した。

 このように、自分でやりたい仕事を自由に次々と開発していけるのが、自営業という働き方の面白さだ。
 楽しく自営業を続けていくには、少なくとも以下の3つのコツがある。

(1) 自分のやりたいことと、自分にしかできないことをはっきりさせ、両者を結びつけて仕事を作り出す
(2) 自分だけではできないことは、できる人にプランを話して「一緒にやろう」と声をかける
(3) どんな人たちを顧客にするかをはっきりさせ、彼らが求める価値を正確につかんで、それを提供する


 もっとも、最初から上記の3つを完全にできることなど難しいだろう。

 それでも、仕事を積み重ねていけば、なかなか商品・サービスが売れなかったり、取引先との関係が長続きしないなど、そのつど起きる失敗から学んでいけば、少しずつわかってくる。

 僕自身、フリーライターとして独立した当初は、ほぼ毎日のようにいろんな雑誌編集部にアポをとっては足を運んだが、やっと最初の仕事にありつけたのは4ヶ月後だった!

 それ以前の会社は倒産し、失業手当が切れるギリギリのところで、やっと最初の雑誌記事の取材・執筆による収入が入ってきたのだ。

 なにしろ未経験の仕事だったので、売り込みだけでも数をこなそうと、短期間に労力を集中してかけたことが最初の仕事につながり、それを起点に売り込んだ先から続々と電話が来て、毎月のレギュラーとしてできる仕事が決まり、すぐに食えるようになった。

 これまで会社に雇われて仕事をしてきた人が自営業を始めれば、会社では許されなかった自分のやり方で商品開発ができるかもしれない。

 あるいは、まだ一度もまともに働いたことが無い人でも、自分の趣味や履歴を活かして、それまでになかった職種を生み出せるかもしれない。
 元手0円で始められるビジネスは山ほどあるし、無資格でやれる仕事も少なくない。

 冒頭の「8つの仕事」の全部ができなくても構わないので、とりあえず、自分が誰に言われなくても思わず夢中になって時間やお金、労力を払ってきたものをはっきりさせてみてほしい。

 自分の部屋を見渡せば、それは一目瞭然のはずだ。
 小さい頃から7どんなものに金を使ってきたのか、どんなものに時間を忘れて取り組んできたのか。

 それは僕にとっては音楽と文章執筆だったので、まず文章執筆を仕事にした。
 それが仕事になる前は、ただの趣味でしかなかった。

 どんな人にも、金や時間、労力をかけてきたものがあるはず。
 それを決して自分の過去を過小評価しないでほしい。
 それが、ひきこもり体験や、精神科通院歴であったとしても。

 むしろ、そうしたデメリットに見える履歴を、自分にしかできない能力・価値として育ててくれるのが、自営業なんだ。
 自分の履歴が他の誰かにとって価値を持つことがわかれば、自分にしかできない仕事は誰でも作れる。

 …というわけで、自営業に関心をもっている以下のような方向けに、自営業支援サービスを始めることにした。

●自営業者としてほぼ毎日1人で働きたい人(職種やビジネスモデルを知りたい人)
●会社に雇われることが難しく、自分の履歴を活かした仕事を作り出したい人
●すでに自営業を始めたものの、なかなか食えず、行き詰まりを打開して食えるようになりたい人
●障がいなどのハンデがあってもできる仕事を作り出したいNPOや社会福祉法人など


 上記の方を対象に、「自営業を始めたい方へ ~会社に雇われない働き方の相談に応じます!」というオンライン・サービスを始める。

 これは、期間限定のサービス。予告なく終了する場合も。
 関心のある方は、今すぐリンク先(青色表示)へ。
(※8月末日まで10%割引アリ)


 なお、上記の記事の感想は、僕のtwitterアカウントをフォローした上でお気軽にお寄せください。




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