3・11以後、本やCDはもちろん、さまざまな商品の売上の一部をNPOに寄付することで、NPOの社会貢献活動を活性化させる「寄付付き商品」が急増しました。
これは、「コーズ・マーケティング」という販売戦略の一つ。
「寄付しない場合より売上が1.1~1.3倍も上がる」ことがボルビックの事例(1ℓ for 10ℓキャンペーン)で明らかになったこともあり、今なお増え続けています。
既にネット上では、寄付付き商品などを含む「社会貢献につながる商品」(ソーシャルプロダクツ)だけを通販する
「SoooooS」(スース)という専門サイトが登場、東京・調布には
「Joy’nt Factory」という寄付付き商品だけを販売する専門店も開店しました。
このように、同じ機能・値段なら社会貢献につながるものを選ぶという消費動向(=エシカル消費)の市場は拡大し続けており、ふだんの買い物を通じて無理なく被災地の復興支援ができたり、地球環境の保護活動が進むことを、今日の市民は求めています。
でも、自分のお金が実際に誰に届くのかを確かめる機会は乏しく、また、寄付する側が寄付対象の団体にちゃんとお金を渡した事実がメディア上で伝えられることもほとんどありません。
そこで、今年7月に発売した新刊本
『ソーシャルデザイン50の方法』(中公新書ラクレ)の印税の中から10%(※本体定価の1%相当)を
「ハタチ基金」に寄付した著者の
今一生は、寄付の領収書の贈呈式を9月12日に「ハタチ基金」事務局で行います。
ハタチ基金とは、3・11の時点で0歳だった子が20歳になるまで教育などを支援するもの。震災から3年目では人々の関心が失われ、これから子どもが大きくなるに連れてさらに出費が増えるのに、それに見合う寄付が減っていきやしないかと懸念されます。
同様に、他の復興支援団体も寄付が集まらず、苦労していることでしょう。
そこで、報道関係者の出番です!
皆様には、以下の3点について報じてほしいのです。
★買うだけで社会をより良くする『寄付付き商品』が増えており、買い物で人を救えること
★『寄付付き商品』は、著作権の印税だけでなく、どんな商品でも対象にできること
★欧米のように、もっと多くの有名な著作権者が印税からの寄付をしてほしいこと
下記のように、「寄付金の領収書の贈呈式」を行います。
寄付されたお金が何に使われるかをハタチ基金が説明し、寄付した今一生が寄付する理由を説明します。
報道関係者の方はもちろん、ブロガーの方もお気軽に取材にいらしてください。
【印税からの寄付の領収書の贈呈式】●日時:2013年9月12日(木)午後4時~5時(※今一生と事務局が取材に対応)
●場所:東京・高円寺 NPOカタリバ内 「ハタチ基金」事務局
http://www.katariba.net/topnav/contact/113.html●備考:取材申請は、事前に上記リンクにあるハタチ基金の電話番号へ直接お問い合わせください
●今一生の連絡先:
conisshow@gmail.com なお、同日の夜7時30分から10時まで、green drinks Tokyo
「ソーシャルデザインの現在地」というイベントにでます。
このイベントでは、僕(
今一生)を含むソーシャルデザインに関する本の著者たちがゲスト・トークを行う予定。
ご関心があれば、
事前予約を。
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