世間は今、選挙の話題でもちきりです。
でも、僕(
今一生)は、「政治は社会を変える一つの手段にすぎない」と主張してきました。
もちろん、法律や制度、あるいは憲法のような国の枠組みを決めるために代議士に民意を付託することが大事ではないとは言いません。
しかし、政治そして政治家を過信するのではなく、政治を通さなくても市民自身の手で社会問題を解決することは可能ですし、そのように市民が社会を変える担い手としての当事者意識を持てば、政治にすべてをお願いしなくてもできることを多くの人に知ってほしいと考えています。
さらに言うなら、政治権力にばかり期待するのは危険だとも感じています。
政治権力は、個人に対して常に巨大な支配力を持つからです。
たとえば、東京新聞に書かれたこの記事。

質問ボードを掲げようとしただけで、その主婦は警察と与党・自民党のスタッフにボードを没収され、教えたはずのない職場にそのボードが届けられたというこの事件は、明らかに市民に対する嫌がらせです。
こういうことが平気でできてしまうのが、政治権力というものの本質的な恐ろしさです。
僕はそんな未熟な権力を振りかざす政党に有権者の4割以上が支持している日本の将来が心配です。
なので、この選挙時期にあえて、
『ソーシャルデザイン50の方法 あなたが世界を変えるとき』(中公新書ラクレ)という本を発表しました。
国民の多くは選挙に関心があるかもしれませんが、政治を通さなくても社会は変えられます。
どうやって? その方法を、この本ではたくさん紹介しているのです。
福祉・環境・被災者・途上国などから、脱原発の有効な方法やソーシャルビジネスの実例まで、あなたが今すぐできる問題解決アクションが見つかるはずです。
目次も、
この記事で発表しています。
書店でお取り寄せしたい方は、
このリンクをクリック(※プリントアウトの上、書店へご持参ください)

(新宿・紀伊国屋書店では平積みなっています)
内容の一部は
Amazonの中身検索でも冒頭部分が読めますが、本文の一部の画像を少しだけ公開します。

この本は、市民自身が社会の仕組みを変える「ソーシャルデザイン」関連本では一番安い本です。
しかも、印税のうちの10%(※本体価格の1%)を被災地の子どもたちを支援する
「ハタチ基金」へ寄付するため、あなたは買うだけで被災孤児の将来に明るい未来を築くお手伝いができます。
ソーシャルデザインは、既に全国各地の市民が取り組み始めています。
だから、今回の参院選で原発再稼働にひたはしる自民党が勝っても、決して失望しないでください。
若い世代ほど、政治に頼らなくても良い社会を作る方法を新たに作り出していますし、希望の種はいつだってたった一人の無力な個人の試みからじわじわと広がっていくものだからです。
■7月17日(水)夜 関内mass×massで『ソーシャルデザイン50の方法』を一部紹介■7月26日(金)イケダハヤトさんとトークライブ■7月22・29日夜、「取材される技術」が学べる広報セミナー ちなみに、ソーシャルビジネス、ソーシャルデザインなどをテーマにセミナー・講演イベントを開催したい方は、お気軽にお招きください。
★今一生への講演依頼★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★■講師が全員「社会起業家」の講義録に関心のある方は、こちらへ
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