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■自分らしい仕事をして生きていきたいなら、田舎へ行こう!


 先月、三重県伊勢市に初めて行った。
 伊勢神宮のある町で、シャッター商店街の一角でゲストハウスを始めた若者を訪ねたのだ。

 ゲストハウス「ユメビトハウス」については、こんな記事を書いたので読んでみてほしい。
 正面玄関は以下の画像を参照されたい。

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 このゲストハウスに長期滞在したい若者たちを集め、年間で1000人も市民が出て行くこの町の過疎化と高齢化をストップさせるだけの仕組みを作っていこうという取り組みだ。

 僕はこの町を訪れた夜、女の子が一人で経営しているバーに案内され、そこで彼女からこんな話を聞いた。

「遅くまでやっている飲食店の人たちは、このへんは深夜にはバスもタクシーも走ってないから、店で寝てる人もいる。ゲストハウスが近くにあって安く泊まれるなら使いたいと思う人は少なくないよ」

 まさに、これぞニーズの生の声だ。

 こういう「地域のこまりごと」の声を拾い集め、それを解決する仕組みを作っていくところに、まちおこしの本質があると僕は考えているし、そうした活動は面白いはずだと感じている。

 田舎に生まれ、そこで育ち、長らく住んでいると、「自分の町は面白いものが何もなくてつまらない」と感じてしまう若者たちは少なくない。

 しかし、図書館で地元の風土記を読んでみると、意外とどんな町にも知らなかった面白さに気づかされることが少なくない。

 それどころか、よそものからは、地元の人には当たり前すぎることが面白く感じられることも珍しくない。

 伊勢を初めて訪れた僕の場合、昼間からまちの一角で浴衣を来て踊っている華やかな女性たちがいて、あれはなんだろうと思って地元の人に聞くと、「伊勢なでしこだよ」と言う。

 「伊勢なでしこ」とは昔から伊勢の踊りを練習している女性衆で、しかも彼女たちに憧れて人前ではまだ踊れずにいる10代の踊り子たちは「姫なでしこ」と言われているらしい。

 そう、これぞ、ローカルアイドルの元祖だろう!

 もともと、日本の歴史の中には、女性たちを祭り上げる文化があり、そうした土に根ざした文化の魅力を現代的に読み直してみれば、NHKの朝ドラ「あまちゃん」で海女の少女が観光資源になるのも理解できるはずだ。

 僕は「ユメビトハウス」の1階がトークライブハウスとして使えるならどんどんイベントをやったらいいと思う一方、昼間は「姫なでしこ」の女子高生たちが地元の踊りや観光メイドさんとしてバイトができる場所にすれば、観光資源として話題を呼ぶだろうと考えた。

 まぁ、実際のユメビトハウスがどうなっていくかは、伊勢の若者たちが考えていくだろうから、彼らの活動を楽しみにするとして、過疎化した町をなんとかしたいと思う若者たちは増えており、低年齢化もしている。

 たとえば、和歌山では、高校生たちが駅前のシャッター商店街でカフェを運営し始めた。
 それは、この記事を参照されたい。

 過疎化は、この国の多くの市町村で進んでいる。
 しかし、都市や郊外に人口が集中すればするほど、生きずらさも同時に増えてしまう。
 便利であることと快適であることは、必ずしも同義ではないからだ。

 だからこそ、18歳で上京したり、生まれ育った町を捨てた若者たちが、自分の町を自分たちの力で面白く変えていける仕組みやその挑戦事例を豊かに紹介していきたいと思う。

 実際、まちおこしの方法は、面白ければ、何でもアリだ。
 そこで、以下の動画を見てほしい。



 まず、発火点として面白くて話題になる「事件」を作り出す。

 そして、その先に集まってきた若者たちと持続可能な仕組み、土地に根ざした文化と未来をつなげられる何かを考えていく。

 島根県で農業を通じて新規転入者を増やす試みをしている大学生・坂和貴之さんの試みも興味深い。

 政治や行政がさじを投げて「誰がやってもどうせ無理」と思っているからこそ、若い人たちの新しい時代の発想が実を結びやすくなってきている。

 今後はさらに「まちおこし」が、仕事を作り出し、誰にとってかわっても同じようなつまらん仕事に飽き飽きしている都会の若者たちをひきつけていくだろう。

 田舎は不便かもしれないし、高給とりにはなれないかもしれない。
 しかし、土地も生活費も安いし、収入が高くなくても食っていけるし、自分の仕事にもやりがいを感じやすい。

 そうしたことをゼロから作り上げることは、苦労もあるけど、達成感もある。
 この時代のモードを、僕自身も自分の仕事を通じて応援していこうと思う。

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