職歴だけがキャリアだと考えるのは、おバカさんか、時代遅れにすぎない。
子育てもキャリアだし、ひきこもりもキャリアだし、障がいをもって寝たきりでも人生だ。
すべての経験は等価であり、その経験をどう活かすかでその後の人生は大きく変わってくる。
僕は常々「ひきこもりも10年やればプロ」と言っているが、それは本人が自覚しなくても多くの人と違う人生はそれだけで価値であり、資産なのだ。
珍しい人生には、多くの人が関心を持つ。
とくに、ひきこもりを自立支援しようとするNPOスタッフや福祉を学ぶ人には、ひきこもりの当事者体験は支援モデルを作るうえで大きな学びになるし、ひきこもり生活に悩んでいる当事者やその家族にとっては他のひきこもり当事者の声は孤独を救うパワーがある。
そうした当事者の価値を精神科医やカウンセラー、NPOスタッフなどに代弁させ、彼らを講演や本の執筆などで儲けさせるぐらいなら、当事者が自分で自分の経験に価値があることを自覚し、お金に換えることで自分に価値があることを確かめてみるといい。
ひきこもりやニートなどには、自己評価が低く、自分を過小評価してしまい、自分が既に積み上げてきた価値に気づけないまま、その経験を精神科医などに奪われてきた人たちが少なくない。
本当は、商業出版で本を出すことも容易だったり、講演して1時間数万円のギャラを得ることだってできるだけの長い年月の苦しみを味わってきた経験があるのに、だ。
そこで、ひきこもり当事者が、自宅にいながら自分の価値に気づかされ、同時に少しずつお小遣いが得られる仕組みを考えた。
facebookユーザの方は、
このページを参照してみてほしい。
あなたが今、ひきこもり当事者だとする。
あなたが心を許している友人・知人・メル友などがいるとして、その人があなたの家に来てくれる人だとする。
そして、その人と一緒に、あなたの家にあなたの話を聞きたいという人を集め、1人500円~1000円を徴収し、あなたの家に2時間ほど訪れて、あなたの人生、趣味や属性、能力や経験を深く知るチャンスを設けることにする。
1回に5人が来ると、あなたには2時間で2500~5000円の収入になる。
それどころか、あなたにとっては当たり前すぎて「こんなこと誰でもできると思っていた」という能力や経験をみんなから「それってすげぇよ!」と発見されるチャンスになる。
あなたにとって朝飯前のスキルをみんな驚いて気づけば、そのスキルによってほかのひきこもり当事者を救えたり、支援者たちに支援のあり方の間違いに気づかせたり、あなたにとって無理がない仕事も作り出せるのだ。
なんたって、2時間ほど自宅に来てもらうだけでいいし、1日2回なら1万円の収入も見込める。
なぜ、お金を必要とするのか?
一つは、手ぶらで知らない他人の家を訪れる非常識な人はいないからだ。
訪問されるあなたの家では、ふつう、お茶やお茶菓子を出すだろう。
だから、客はお土産やお菓子などを持っていきたいが、初めての客はあなたの好き嫌いを知らない。
かといって、手ぶらでは訪問を遠慮したくなるから、むしろあなたのほうから「接待代」でもいいし、「お茶代」でも良いから、500~1000円程度の額面を先に提示したほうが訪問しやすいのだ。
もう一つの理由は、お金を受け取ったほうが、あなた自身が自分の経験談を価値あるものだと気づくからだ。
実際、現役のひきこもりの家を訪れて、当事者の現実を深く知っている人はほとんどいない。
だから、それを切実に知りたい人には、とてつもなく大きな価値がある。
たとえば、次のような人たちには、あなたの経験は莫大な価値がある。
●あなたと同じようにひきこもっている当事者と、わが子のひきこもりに悩み苦しんでいる家族・友人・教師
●ひきこもりの支援活動をしているのに、「たいした成果を上げられないだろう」とあなたが思うNPO
●ひきこもりについて学術研究をしている団体・大学関係者・卒論のテーマにしている大学生
●ひきこもり対策を担当している役所や社会福祉協議会の職員
●これから貧困やニートなどの支援活動を始めたい団体の代表理事
●ひきこもりや貧困対策を政策に掲げている政党や政治家(地元の市議会・県議会・国会の議員)
●その他、ひきこもりに関心の高い人一般 もし、あなたに心を許している友人が一人もいなくても、昔の友人や自分の親でもいいし、近所で会えそうな人をネットから公募しててもいい。
もちろん、「友人がいなくても1人でやろう」というのも、アリだ。
そのときは、独自のルールを自分で作ってしまえばいい。
たとえば、いきなり他人を自分の家に上げるのが怖ければ、昼間の時間に近くの公園に先に集合させてもいいだろうし、あなたが女性なら「女性3人組のみ(※男性はお断りします)」と先に公表しておけばいい。
この試みを「ひきこもり自宅訪問スタディツアー」と名づけよう。
あなたがこれを面白そうと思ったら、是非あなたのブログで次のような記事をアップし、facebookやtwitterなどで拡散してみよう。
コピー&ペーストで使ってもらっても構わない。
もちろん、自分に都合の良い料金・時間・人数・ルールを設定しよう。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★■ひきこもり自宅訪問スタディツアー、受け入れます!
私は、ひきこもり歴○年になる○○○と申します。
私は、○○県○○市内に住んでいます。
このたび、私の部屋で以下のようなことを話したいと思います。
◎私がひきこもりになった理由
◎私がひきこもりから抜け出せない事情
◎私のひきこもり生活(毎日の日課と1週間)や交友関係
◎私の趣味・資格・できること・好きな本など
◎ひきこもり支援に対する当事者としての不満・不安・希望など
◎その他、あなたが聞きたいこと
以下のような方の訪問を歓迎します。
●私と同じようにひきこもっている当事者と、わが子のひきこもりに悩み苦しんでいる家族・友人・教師
●ひきこもりの支援活動をしているのに、「たいした成果を上げられていない」とお悩みのNPOスタッフ
●ひきこもりの対処に困っている精神科医・カウンセラー・自助グループ関係者
●ひきこもりについて学術研究をしている団体・大学関係者
●ひきこもりを卒論・研究のテーマにしている大学生(心理学・精神医学・脳科学・福祉・社会学・文学など)
●ひきこもりをテーマに作品を作りたい漫画家・演劇関係者・映画監督・小説家やその志願者の方
●ひきこもりについて取材をしたいテレビ・ラジオ・新聞・雑誌の報道関係者の方
●ひきこもり対策を担当している役所や社会福祉協議会の職員
●これから貧困やニートなどの支援活動を始めたい団体の代表理事
●その他、ひきこもりに関心の高い人一般 私の自宅への訪問に参加したい方は、以下の要綱をお読みください。
■場所:最寄り駅は、○○線○○駅です。
※メールをいただいてから、こちらの家までお電話でご案内します。
■参加費:お茶代として1名当たり500~1000円を当日いただきます。
■参加条件:3人以上10人までを1組として、必ずチームでお申込みください。
■時間:90分500円×人数/120分1000円×人数
※90分で話し足りない場合、1人500円の追加でさらに1時間だけ延長できます。
■ルール:以下のルールを決めさせてください。
※どうしても話したくないことは話せません。
※訪問時間内でも、こちらの都合でお帰りいただく場合があります(その際は返金します)。
※本名や住所、連絡先などプライバシーに関わることは、絶対に公開しないでください。
※私が話したことを論文やネット、講演などで紹介する際は、その前に必ず私に許可を求めてください。
※目的・訪問者の属性などによっては、私の判断でお断りする場合があります。
※120分コースを2回以上申し込まれるチームには料金を割り引く場合があります。
※諸事情で、自宅ではなく、近所の公園や図書館などでお話しさせていただく場合があります。
お申込みは、以下の内容を事前にメールでください。
こちらのメールアドレスは、1234@xxx.comです。
□希望する日時・時間帯
□チーム代表者の名前
□訪問するチームの人数
□どんなチームですか?
□訪問の目的(※主にどんなことを知りたいですか?)
□代表者のケータイ番号
※こちらの番号は、メールをいただいてからお知らせします。
※返信は遅くなる場合がありますので、お早めにお知らせください。
※領収書が必要な場合は、その旨メールで事前にお知らせください。
この訪問事業は突然終了する場合があります。お申込みはお早めに!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 以上、サンプル記事、終わり。
とにかく「できない理由」を探すのではなく、自分が無理なくできるように文章を変えてみよう。
上記のようなブログ記事をアップしたら、その記事のリンクを
青い色で表示したターゲットにメールで送り、「こんなことをやってます。よろしかったら見てください」と知らせておくといい。
twitterあたりだと同じURLのつぶやきを嫌うから、ブログに同じ内容を複数の記事としてアップしておけばいいし、Google+やmixi、LINEなどでも宣伝してみよう。
こうした試みを通じて、自分の経験に自分が気づけなかった莫大な価値があると理解できたら、スカイプによる有料の人生相談をやったり、収益の上げ方や自分の人生ストーリーを電子書籍にして売るなど、いろいろ儲かっていけるはずだ。
その頃には、ひきこもっているかどうかは、まったく負い目ではなくなるだろう。
大丈夫。
これまでずっと苦しんできたのだから、その分だけ、きっちり元をとろうぜ!
1回でも成功したら、ぜひ僕に連絡してきてほしい。
よろしくね!
conisshow@gmail.com(
今一生)
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