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■NPO向けにソーシャルデザインの成功報酬型コンサル業務を本格化!?


ソーシャルデザインやソーシャルビジネスのコンサル、やろうかなぁ。もっと売上を伸ばせる事業に成長できる団体は多いし、商品やサービスの開発や外部との連携が弱いためにせっかくのリソースが活かされてない団体も少なくないし。団体の規模によって初期...

Posted by 今 一生 on 2015年5月28日


 上記のように、Facebookに書いてみたら、予想以上に歓迎的なリアクションが届いて、ビックリしてる。

 NPO法人ファザーリング・ジャパンの代表理事・安藤さんからは、「今度ラジオでその話も」とレスをいただいたので、6月10日にFM西東京(84.2MHz)の番組『ファザーリング・ラジオ』に収録出演する時まで、具体的な話ができるようにしようかなぁ。

 「きちんとビジネス化しないと、後進が育ちませんよ!」と応援してくれる方もいれば、「今さんのように本気で取り組む方に弊社も依頼したいです」とおっしゃってくださる方もいて、そろそろ本気を出してやってみようかという気持ちになってます。

 実は、これまでも、「廃棄する英字新聞で商品化したいのだけど、作業を担ってくれるよう障がい者福祉作業所にお願いしてもなかなか受け入れてくれない」とnpo法人Newsed Projectの青山さんに相談され、木更津で障がい者の工賃アップを意欲的にやっている作業所hanaを経営する筒井さんを紹介して、実際に紙バッグを商品化して工賃アップに寄与したことがある。
hana1_1.jpg

 このような事例は少なからずあるのだが、それができたのは、僕には、福祉やエコ、子育てやLGBTなどのジャンルに関係なく、さまざまな社会的課題に取り組む志の高い全国の社会起業家をここ10年で精力的に取材してきた蓄積があったから。

 実際、僕は経産省より早く、また彼らより圧倒的に情報の多い「47都道府県別・社会起業家リンク集」を作ったし、2007年には東京大学でも初めての試みとして年間を通してソーシャルビジネスの自主ゼミを行った(無料で誰でも参加できるゼミだ)。

 2008-2010年にはそれぞれ地元の社会起業家10団体を地元の大学でプレゼンしてもらう「社会起業支援サミット」を開催経費0円で27都道府県(日本の半分以上のエリア)という広範囲で実現させるなど、ソーシャルデザイン/ソーシャルビジネスの分野の書き手では一番、その担い手たちとの交際範囲が広いんじゃないかという自負がある。

 そうした出会いのほんの一部は、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)や『ソーシャルデザイン50の方法』(中公新書ラクレ)、『よのなかを変える技術』(河出書房新社)などの本に収録してきたわけだけど、こうした優秀かつ志の高い人的リソースに出会いの場を作り出すだけでも、双方にメリットのあるイノベーションや事業、商品・サービスを生み出せる可能性は高いだろう。

 これまでは、そうしたマッチングをたまたま相談された際に手弁当でやってきたわけだけど、もっと戦略的かつ機動的に進めていくには、やはりビジネスとして取り組む必要は感じている。

 ただし、通常のコンサル業務とは違って、ソーシャルデザイン/ソーシャルビジネスの成果は売上アップだけでは成功とは言えない。

 あくまでも、僕の提案する商品・サービスや仕事の仕組みが、社会的課題に対して精度の高い解決の姿にならなければ意味がないし、そのためにはソーシャルデザインのクライアント(顧客)になるNPOなどに対して、人材・資金・ノウハウなどさまざまなリソースを無理なく調達できるところまで導線を引く手間がかかる。

 それはこちらの収益を確保する以前に、顧客になるNPOの代表やスタッフの本気度や覚悟を問うことになる。

 なぜなら、多くのNPOが食えない背景には、彼らが救うはずの被支援者との関係が手薄で、NPOのスタッフ自身が経済的にも精神的にも疲弊している現実があるからだ。

 そうした事情のために、被支援者があらかじめ持っている「当事者固有の価値」という魅力が不明瞭である場合、NPOのスタッフ自身のコミュニケーションレベルを上げるための試行錯誤が必要になるし、被支援者から「当事者固有の価値」を掘り起こすのに十分な時間と労力も必要不可欠になる。

 一つの商品・サービスを開発するにも、それが課題解決に確かにつながる仕組みも同時に考えなければならず、それはNPOの団体にあらかじめあるリソースではまったく足りないことはざらにある。

 しかも、自営業すら経験したことが無い人に、商売のイロハや広報戦略、販路拡大の交渉なども含めて責任をもってコンサル業務を請け負うとなると、コンサルフィーの値付けが本当に難しい。

 実際、初期費用を潤沢に出せるNPOなど少ないので、コンサルは成功報酬型にならざるを得ないし、ビジネスの持続可能性を考えれば、3年契約でもこちらの資金回収が難しい可能性を、僕自身が覚悟しなくてはならないだろう。

 それでも、そうした不安を取り除ける仕組みを作り出すのを前提に、NPOそれぞれがもっている良いところを拡張させ、課題解決を望む当事者にとって満足度の高い商品・サービスやワークスタイルなどを生み出していける人材はそう多くは無いので、低予算でもソーシャルデザインのコンサルを仕事として成立させられる仕組みを考え抜こうと思う。

 今までも「社会貢献活動を始めたい方へ」というサイトで単発の相談業務には応じてきたが、遅かれ早かれ、新たに総合コンサルティング用の受注サイトを作ることになるだろう。

 こうしたニーズは、東京だけでなく、地方ほど強いかもしれない。

 僕のコンサルによって、課題解決につながる商品・サービス、あるいは解決の仕組みそのものを作り出したいと考えている方は、NPOでも、企業でも、法人化前の個人事業主でも、気軽に不肖・今一生メールで相談案件を送ってほしい。

 具体的な案件がある方が、ケース・バイ・ケースで値付けがしやすいし、交渉の余地が見えるからだ。
 現金だけでなく、「お金にとって代わる価値」をコンサルサービスの対価にできるよう、こちらもいろいろ考えたい。
 それが、大手広告代理店やビジネスコンサルには相手にされないNPOにとって活路になると思う。

 できれば、インターネットの無料通話ソフト(アプリ)Skypeを利用できる環境を整えてもらえると、お互いに電話代を気にせずにやりとりできる。

 では、続報をお楽しみに!


 さて、今より生きやすい「よのなかの仕組み」を作り出すソーシャルデザインについて、もっと知りたい方は、以下のイベントに足を運んでほしい。

 どれも予約が始まっているので、お早めにチェックしてね!

■6・3夜 新宿で宮台真司さんとソーシャルデザイン(←クリック)
6-3miyadai-ok.jpg
 6月3日(水) 開場 PM6:30 開演 PM7:30~PM11:00/新宿・歌舞伎町ロフトプラスワン
(※子育てと仕事の両立、動物殺処分ゼロ、途上国支援などに取り組む団体が大集合!)


■6・12夜 ソーシャルデザイン白熱教室@早大 ~誰でも無料 (←クリック)
waseda-con.jpg
 6月12日(金)開演PM7:00-9:00/早稲田大学 早稲田キャンパス3号館405教室
(※よのなかの仕組みを変えるソーシャルデザインや社会起業について超わかりやすく講義)


■7・7夜 大阪でソーシャルデザイン「よのなかを変える人たち」(←クリック)
7-7west.jpg
 7月7日(火) 開場 PM6:30 開演 PM7:30~PM10:30/大阪ミナミ ロフトプラスワンWEST
(※Googleに日本一に認められたホームレス支援、LGBT、動物殺処分ゼロなどの団体が集合)


 なお、上記の記事の感想は、僕のtwitterアカウントをフォローした上でお気軽にお寄せください。

●ソーシャルデザインや社会貢献の活動や事業を取材してほしい方は、この記事を読んでください。

●このブログで100人以上がtwitterで拡散した最近の記事は、以下の通り。

 ■気分はもう、戦争。 ~きみの作法は、きみ自身を生きやすくしているか?
 ■第5の虐待「文化的虐待」について本に書きたい ~書籍編集者を公募します!
 ■平和とは「関係」のこと ~「自分だけ良ければ」を主張するほど日本は小国じゃない
 ■『よのなかを変える技術』の目次を発表 ~14歳から読めるソーシャルデザイン入門書
 ■1週間の入院で僕も考えた ~誰かと共に暮らすために必要な自分の価値
 ■「助けてあげるよ」と言い寄ってこられたら、あなたは?
 ■自殺防止の番組で、自殺したくなくなった?
 ■15歳で文化を仕分けされる日本人



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

■本の商業出版を考えている個人・法人の方は、こちら(※もうすぐ〆きります)

■会社に雇われない働き方について相談したい方は、こちら

■NPO活動に月収20万円程度の資金を調達したいなら、こちら

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■神保町をバリアフリー・タウンにすれば、国内外からの集客増を実現できるチャンスだ!


 5月28日の昼下がり、神保町駅近辺を小一時間ほど歩いてみた。

 その晩、僕の出演するトークイベントが某書店で行われるので、友人の車椅子利用者と待ち合わせるカフェを探していたのだ。

 ところが、車椅子利用者だと、一人では入れないカフェばかり。
 これは僕だけの印象だけでなく、チェアウォーカー(車イス利用者)も同様らしく、こんなブログ記事もある。

 段差があったり、ドアが狭かったり、二階にあるために二階のドアの広さがわからなかったり、タバコが吸えなかったり、店員に声をかけにくい雰囲気だったりと、「車椅子ユーザ」の目線で街を見ると、神保町は、残念すぎる街なのだ。

 東京五輪の開催で、これからもっと多くの外国人観光客が東京を訪れる。

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 なのに、バリアフリー環境に改善しないのであれば、店にとって売上の点で大きな機会損失をしてしまうし、ベビーカーの子連れ親子も迷いながら店を探す「カフェ難民」として無駄な観光時間を過ごすことになる。

 これでは、誰も幸せになれない。

 そこで、バリアフリーを街ぐるみで実現させれば何が起こるかを、想像してみてほしい。

 車椅子ユーザは、介助者や家族・友人と外出する機会が少なくないので、さまざまなニーズを持ったより多くの客を街に招いてくれるのと同じ。

 同行者の誰かが「ちょっと本屋に立ち寄りたい」と言えば、すぐに買い物ができるし、歩き疲れたら飲食店を探すため、バリアフリーの店があると知っていれば、店側は複数の顧客を一度に確保できる。

 ベビーカーの利用者は、パパとママや、ママどうしなので、上記と同様のメリットを店にもたらせる。

 他にも、ろう者や視覚障がい者、精神障がい者などへの配慮もあれば、「どれほどバリアフリーの街に変わったんだろう?」という好奇心から、障がいを持つ当事者だけでなく、福祉関係の従事者、福祉を学ぶ学生なども、国内外から集まってくるだろう。

 車椅子利用者でも、ベビーカー利用者でも、外国人でも、誰にとっても気軽に店に入れる工夫を、神保町の商店会は試みる必要があるだろうし、それは急を要するのかもしれない。

 逆に、多くの書店・出版社が集まり、日本の出版文化を支えているはずの街・神保町が、バリアフリーになっていない現実は、日本人の文化的な民度の低さを多くの外国人に印象づけてしまうことになる。

 みんなが幸せになることをやるのに、何をためらうことがあるだろう?

 車椅子ユーザやベビーカーでも無理なく書店や飲食店などに入れる「配慮」さえあれば、バリアフリー建築やリフォームに関するコストも、さほどかからない。

 それは、たとえば、自分の店に「車椅子やベビーカーをご利用の方はスタッフが入店を手伝います」というピクトグラム(絵文字)を店の前にシールのように貼っておくだけでもいい。

 また、店までの地図の中に、段差を避けて通れるルートが示されていたり、車イス利用者が入れるユニバーサルデザイントイレ(多機能トイレ)の位置情報もネットでシェアできるようにすれば、障害者も子育てママも安心して本を買い、飲食を楽しめる。

 こうしたバリアフリーの試みは、すでにNPOが実践し、さまざまな街で試みていることだ。

 そして、そういう低コストで費用対効果の良いバリアフリーを含むソーシャルデザインを、筆者はこの10年間、取材し、『ソーシャルデザイン50の方法』(中公新書ラクレ)などの本で紹介してきた。

 東京には、外国人から見て魅力的な街がたくさんある。

 秋葉原は「ヲタク」の聖地であり、新宿2丁目は「LGBT」にとって気軽に飲めるエリアであり、下町は「相撲」や職人工芸品などがあって江戸時代から続く日本の情緒を味わえる街だ。

 しかし、どこの街も、バリアフリー視点で見れば、かなり危うい。
 東京駅に到着した時点でも、必死に時間をかけて到着した駅に降りても、街の中で迷いながら移動するしかない。

 そこで、日本の文化を担う神保町が真っ先に「バリアフリー・タウン宣言」を世界に向けて発信すれば、若い「ヲタク」の外国人たちは「秋葉原や中野だけでなく、神保町でもアニメやマンガのレア・アイテムが手に入れられるんだぜ」とネットで拡散してくれるだろう。

 車椅子ユーザには、当然、お金を持っている高齢者も少なくないので、日本の古書店が集まっている神保町に、若い頃に買えなかった高い書物やレアな書画などを発掘できる楽しみに気づくだろう。
 
 年齢別の個人金融資産の保有割合金融広報中央委員会より)を見ても、高齢者に気持ち良くお金を出してもらうのは、今日の商売では当たり前の配慮だ。
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 以上のように、バリアフリーを観光の価値として位置づけ、民間から改善できる仕組みづくりを神保町の商店会に提案できる機会があれば、成田や羽田から到着する東京駅から近い神保町は、外国人にとって秋葉原より有名な街になりうるし、日本の出版文化を海外にアピールできる絶好の機会を作ることになり、出版社も書店も飲食店も、自社の売上を底上げできるビッグチャンスにもなりえる。

 それどころか、日本で最初に話題になればこそ、「神保町モデル」として全国・世界へ成功事例を発信できる。
 先行者利益を得た神保町は、高齢化が進めば進むほど国内外から注目を浴び続ける。

 どこの街も「観光の目玉」を作ってしのぎを削ってる今日だからこそ、世界でも国内でも必ず話題になるバリアフリーという普遍的な課題を民間で解決すれば、売上・知名度・影響力のどれを取っても先進的な利益を得る。

 いつやるの?
 今でしょ!

 ただし、他の多くの業界にはすでにあるCSR(企業の社会的責任)の部署が、多くの出版社や書店にはない。

 他業界では、CSRを通じてソーシャルデザインやソーシャルビジネスに取り組んでいるのに、文化を発信しているはずの出版界隈が遅れているのは、皮肉な現実だ。

 そこで、地元の商店会が動き出せば、出版社もそれに乗じて無理のない社会貢献と売上アップが見込めるので、あとは誰が商店会に対してソーシャルデザインを提案する機会を作れるかだけが課題になる。

 ちょっとした工夫によって低コストで集客増にできた事例は、既にさまざまなNPOの仕事に見られる。

 神保町の商店会が僕の講演会を企画してくれれば、集客増につながるソーシャルデザインのプロジェクト案をプレゼンしたいところだ。

 プレゼンの資料を新たに作り、千葉の片田舎から神保町まで行って「無理なく低コストでバリアフリーにできる仕組み」をプレゼンするのだから、無料での講演はできない。

 けれど、費用対効果の悪いアホなコンサルにべらぼうな額面で外注するぐらいなら、よっぽど有益な講演を提供できる。

 このブログの内容に共感された方は、記事の最後にあるtwitterやFacebookなどの拡散ボタンを押してほしい。
 神保町の未来を真剣に考える志のある商店会の方がいたら、ぜひこのブログ記事を読んでほしいところだ。

 さて、今より生きやすい「よのなかの仕組み」を作り出すソーシャルデザインについて知りたい方は、以下のイベントに足を運んでほしい。

 どれも予約が始まっているので、お早めにチェックしてね!

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 6月3日(水) 開場 PM6:30 開演 PM7:30~PM11:00/新宿・歌舞伎町ロフトプラスワン
(※子育てと仕事の両立、動物殺処分ゼロ、途上国支援などに取り組む団体が大集合!)


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 6月12日(金)開演PM7:00-9:00/早稲田大学 早稲田キャンパス3号館405教室
(※よのなかの仕組みを変えるソーシャルデザインや社会起業について超わかりやすく講義)


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 7月7日(火) 開場 PM6:30 開演 PM7:30~PM10:30/大阪ミナミ ロフトプラスワンWEST
(※Googleに日本一に認められたホームレス支援、LGBT、動物殺処分ゼロなどの団体が集合)


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 ■第5の虐待「文化的虐待」について本に書きたい ~書籍編集者を公募します!
 ■平和とは「関係」のこと ~「自分だけ良ければ」を主張するほど日本は小国じゃない
 ■『よのなかを変える技術』の目次を発表 ~14歳から読めるソーシャルデザイン入門書
 ■1週間の入院で僕も考えた ~誰かと共に暮らすために必要な自分の価値
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 ■15歳で文化を仕分けされる日本人



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■ライターのギャラを安いままにしてると困るのはサイト運営者 ~金で無い価値に気づけ!


 広告がらみではない、ニュースサイトで取材・執筆してるwebライターのギャラは、めっちゃくちゃ安い。

 たとえば、社会貢献ネタのオルタナの場合、1本800字で5000円(税込)だったが、これは僕が編集部に値上げを要求してやっとアップしたものだった。

 しかし、800字だろうが、8000字だろうが、取材の手間は同じだ。

 複数のネタを探し、企画を文章化し、編集部に企画OKかNGかを仰ぎ、NGならべつのベタを探し、OKなら800字に収まるように書くという一連の作業で1本5000円(税込)。

 それでも、雑誌のような紙媒体での展開ができる出版社で、社会貢献やソーシャルデザインのネタを取材して書けるニュースサイトを運営しているところは多くはないし、オルタナ本誌が他のメディアに先駆けてCSR(企業の社会的責任)やソーシャルビジネス(社会起業)について書ける雑誌を発行していたこともあり、低予算でも応援するつもりで書いてきた。

 しかし、僕より若い世代が満足な取材経費を得られず、安いギャラに甘んじてしまう恐れから、僕は値上げを要求せざるを得ないと考えたし、オルタナ編集部に金がないのはギャラの支払いの遅延がたびたびあったことで察していたから、僕は「金ではない価値」をライターに提供する必要があることを主張し、その価値とは何かについてワードファイルにして具体的に伝えたり、編集長にもメールで改善を要求するなど、何年間にもわたって水面下で交渉してきた。

 それでも、実際に改善できたのは、多少のギャラ額面のアップと、僕の署名原稿に僕の本のAmazonアソシエイトリンクを貼る程度。
 それも編集部員が貼るのを忘れて、そのたびに僕自身からツッコミを入れるという手間もかかった。

 それ以外にも、ろう者にSkypeでインタビューする際に手話通訳をつける取材経費を出すか出さないかを尋ねても、返事がかなり遅くなったり、地方での有益なソーシャルデザインを取材したくても経費が出ないので、基本的に電話取材しかできないなどの難点も延々と続き、外部ライターと適切な関係を築く構えが編集部にないと感じざるを得なかった。

 そこで、オルタナやオルタナSで書くことを、僕はやめた。
 長年、雑誌の志や心意気を買って安いギャラをガマンしてきたのも、もう限界だ。

 今日でも、続々とニュースサイトが立ち上がっている。
 しかし、ライターギャラは不当に安いから、プロでリサーチ能力も筆力もある経験者は、積極的にはやりたがらない。

 雑誌で1ページあたり1~3万円で取材・執筆し、1案件で複数のページを受注しながら食ってる人たちにとって、ニュースサイト系は単価も安く、発注者側がギャラの安さを「仕方ない」と思考停止しているからだ。

 安いギャラで他のニュースサイトと横並びの待遇でより良い人材を集めようなんて、ムチャも良いところ。

 安ければ、「やっつけ仕事」になりがちだし、責任もギャラと釣り合う程度しか果たせない。
 ましてや、ボランティアで書かせるとなれば、事実確認も、取材対象者との関係も、取材・執筆する人にとって責任が曖昧になる。

 そりゃそうだろう。
 自腹を切って取材経費を賄い、自分の大事な時間を使って一生懸命に記事を書いたところで、重い責任だけを強いられるようじゃ、誰だって逃げたがる。

 もし学生や素人の記者をインターン(見習い)として使うなら、仕事を教える手間とボランティアワークを釣り合わせるのではなく、仕事を万全に教える責任を編集部が果たすのと引き換えに、学生や素人から授業料を受け取るべきだ。

 その責任を編集部が果たせないまま、素人にただ働きさせるなら、プロ品質の記事なんてありえないし、期待する方がどうかしてる。

 プロに仕事を頼むなら、安いギャラでは、予備取材も、取材前の資料準備も、事実の裏取りも、おろそかになりがちだ。
 というか、そうした大事なことをおろそかにして次々に書いていかないと、生活が成り立たなくなってしまうのだ。

 そういう「ライター貧困化」に手を貸す仕組みを温存する会社のどこが「社会貢献」「エシカル」なの?
 ふつう、そういう会社は「ブラック企業」と呼ばれるんじゃないの?

 正当なギャラ額面へのアップがどうしても難しいなら、「金にとって代わる価値」をライターに提供するのが、仕事のパートナーシップと信頼関係を担保するのに不可欠なことだし、それこそが記事の品質管理とPVアップにつながるのだ。

 僕はオルタナで書かなくなった。
 金にとって代わる価値にあまりに鈍感な編集部に対して、エシカルな関係を望めないと判断したからだ。

 同じことを考えて、ニュースサイトから離れてゆく人はきっと珍しくないだろう。
 それは、ニュースサイトがPVを伸ばしたり、サイトの信ぴょう性を担保するうえでは、致命的な環境といえる。

 ライターがほしい価値は、ライターに聞けばいい。
 それは高いコストになるようなことじゃない。
 たとえば、次のようなことだ。

★署名記事なら、ライターの簡単なプロフ、公式サイトへのリンク、twitterやFacebookなどへのリンクを必ず紹介する

★本を出してるライターなら、著書へのAmazonリンクを貼る。

★イベントに出るライターなら、その情報をプロフ欄だけでなく記事でも応援し、ライターのブランド力を向上させる

★専門分野のあるライターなら、編集部で講演会を主催したり、全国からの講演依頼を受け付け、編集部は手数料を取る形で自社とライターの収益向上に努める

★長く読まれ続けているオンライン記事は、ランキング表示して、ライターどうしに切磋琢磨させ、より価値の高い記事を目指させる。
 これがあるだけでライターはオンライン記事を拡散する動機付けになり、編集部は広告収益を守る一助にできる

★一定期間のPV が一定以上になれば、ギャラをベースアップしたり、読者がライター名で検索して読める誘導検索を設置する。
 ライターに投げ銭したい読者が、投げ銭できる仕組みを付加してもいいだろう。

★ギャラとは別に編集部が準備できる取材経費や取材先への謝礼の額面をはっきりとライターに伝え、1案件の記事でも4回分に分けて、まとまったギャラが入る仕組みを作る

★ライター自身が自分の記事に、内容に合うアフィリエイトリンクを貼れるようにし、編集部以外からの収益がライターに入る仕組みを多様に作る。
 年1回、PVランキング上位のライターに賞金を出せるプロジェクトを立ち上げ、企業から協賛金を調達してもいい。


 他にも、ライター募集をする前に、いろいろなライターからギャラ以外にほしいものをきちんとヒアリングしておけば、お金にとって代わる報酬で求めるものがそれぞれに違うこともわかるはず。

 編集部がライターを大事に思えば、外注ライターはいっぱいあるから、編集部からの愛の程度に応えて、記事をtwitterやfacebookに拡散してくれたり、スポンサー企業を探してきてくれるなど恩返しをしようという気持ちにもなる。

 外注スタッフが多ければ多いほど、編集部の有形無形の利益は最大化できるのだ。

 それを編集部の内側だけで、「外の人は仲間じゃない」という構えを続けるなら、コンテンツは疲弊し、面白い記事も減り、当然のことながらPVは頭打ちし、編集部は稼げなくなる。

 「人件費は安ければいい」という発想で思考停止を続けるなら、コンテンツはいつまでも品質管理ができず、PVも伸ばせず、信憑性も上がらないまま、費用対効果の悪いニュースサイトになって、ジリ貧への道だ。

 それは、編集部も、ライターも、読者も、誰も幸せにしない。
 
 記事を書くのは、人間だ。
 そして、生活者であり、労働者だ。
 安いギャラでも志をもって仕事をしてきたライターは、余計に金だけじゃ動かないことを、よく理解してほしい。

 さて、今より生きやすい「よのなかの仕組み」を作り出すソーシャルデザインについて知りたい方は、ぜひ以下のイベントに足を運んでほしい。

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■ビートルズの名曲を日本語で歌えるように訳してみた (13)


 「ビートルズの名曲を日本語で歌えるように訳してみた」の第13弾です。
(※これまでのすべてのオリジナル訳詩と僕自身が歌ってる音源のリストは、コチラ


 では、『A Hard Day's Night』から。

 タイトルは「忙しかった日の夜」という意味ですが、どうやらリンゴ・スターの言い回しをジョン・レノンが面白がってつけたらしいです。
 
 ずっと休みなく働き通しの一日で、やっと家に着いたというニュアンスがあるようで、たぶん人気絶頂期で忙しかったビートルズ自身が「ウチに帰ったら可愛い女の子が待ってるといいなぁ」という本音を歌ったんじゃないかなぁ。



働き通しでも… (作詞・レノン=マッカートニー/訳詩・今一生)


まるで犬だぜ 夜まで休みなしで
働き通しだった 丸太みたいに眠るだろう
それでもきみが いてくれるなら
僕はご機嫌さ

きみにすべて 贈るため働いてる
僕にすべて あげると言うきみのために
不安はないよ きみさえいれば
それで満足さ

家に 着けば万事OK
僕を 抱きしめてくれ ぎゅっと

まるで犬だぜ 夜まで休みなしで
働き通しだった 丸太みたいに眠るだろう
それでもきみが いてくれるなら
僕はご機嫌さ
Oh~

不安はないよ きみさえいれば
それで満足さ

家に 着けば万事OKさ
僕を 抱きしめてくれ ぎゅっと

まるで犬だぜ 夜まで休みなしで
働き通しだった 丸太みたいに眠るだろう
それでもきみが いてくれるなら
僕はご機嫌さ

僕はご機嫌さ
僕はご機嫌さ…



 次は、『Across The Universe』。

 瞑想の時の気分を歌った内容ですが、途中にあるフレーズ「ジャイ・グル・デ・ヴァ」は、「ジャイ導師のお導きのままに」という意味のヒンズー語とか。

 でも、「僕の世界は誰にも変えられない」という歌詞が繰り返されるところを見ると、特定の誰かの帰依しているというよりは、内宇宙(自分の内面世界)の彼方へ想念を飛ばしてるような印象なので、あえてその内宇宙に「導かれるまま」と訳しました。

 曲全体の雰囲気が、座禅を組んで黙とうしてるような印象。
 なのに、どこか可愛いメロディ展開のようにも感じられて、ビートルズの東洋趣味は小さいものから大きな世界へ入っていくイメージにあるのかもしれません。



内宇宙の彼方へ (作詞・ジョン・レノン/訳詩・今一生)


言葉はやまない雨のしずくさ
僕の中をただ通りすぎてくよ
悲しみと喜びが溶け合って
なごみの境地へ
導かれるまま
誰も侵せない このやすらぎは
誰も変えられない 僕の世界は

百万の瞳のような光が
踊りながら僕に語りかけるよ
郵便受けで舞う風のように
想いは闇雲に吹きだまるのさ
導かれるまま
誰も侵せない このやすらぎは
誰も変えられない 僕の世界は

地球の裏の笑い声が目覚めた
僕を惑わす
でも愛は無数の太陽のように
僕を照らして呼び続けるよ
導かれるまま
誰も侵せない このやすらぎは
誰も変えられない 僕の世界は

Jai Guru De Va Jai Guru De Va 
Jai Guru De Va Jai Guru De Va 
Jai Guru De Va…



 次は、『All You Need Is Love』。

 自分への愛、他人への愛がないと、作品も作れないし、見えるものも見えてこない。
 そういうことをシンプルに歌った曲ですが、とても深いメッセージだと思います。

 今日では多くのインディーズ・ミュージシャンが、ほとんど有名になることもなく、ネットの片隅で作品を発表して満足していますが、世界的に売れたビートルズは「愛されるより愛そうぜ」という構えなんですよねぇ。

 「愛こそすべて」という邦題がつけられてたんですが、ビートルズは生活には金が必要で、そのためにしゃにむに働くのはしょうがないよとシニカルな構えで詞を書いている歌が多いため、「愛こそすべて」なんて甘い歌詞は似合わない気がします。

 この歌は、夢に向かってもへこたれそうな人向けに「できないものは何もない」「作れないものもない」と人々を勇気づけているので、愛を与えているのはビートルズの方。

 そこで、リスナーに「もっとがんばれ」などと言ってるのではなくて、愛以外のすべてをもう君はそろえているから、あとは夢を達成させるには愛だけなんだよという文脈が正しいと思うんです。

 そうなると、「愛こそすべ」では意味が変わってきてしまいます。
 というか、ここにはそもそも、そんな甘いことは歌われていません。

 歌を含むすべての商品、作品は、その作り手自身の承認欲求のためだけにあるんじゃない。
 そう、釘を刺してるように聞こえませんか?




ただ愛だけさ (作詞・レノン=マッカートニー/訳詩・今一生)


Love, love, love, love, love, love, love, love, love.

できないことは無い
歌えない歌も無い
ズルしないでがんばるのならば
カンタン

作れないものは無い
救えない人もいない
自分を育ててゆけば
カンタン

愛だけさ 愛だけさ
みんなに足りてないのは ただ愛だけさ

Love, love, love, love, love, love, love, love, love.

愛だけさ 愛だけさ
みんなに足りてないのは ただ愛だけさ

わからないことは無い
見えないものも無い
それができる場所に行けば
カンタン

愛だけさ 愛だけさ
みんなに足りてないのは ただ愛だけさ

愛だけさ 愛だけさ
みんなに足りてないのは ただ愛だけさ

ただ愛だけさ ただ愛だけさ ただ愛だけさ ただ愛だけさ
ただ愛だけさ ただ愛だけさ ただ愛だけさ ただ愛だけさ



 次は、『I've Just Seen A Face』。

 これは昔、『夢の人』という邦題がつけられていた曲です。
 今でも原田知世さんがカバーしてる名曲です。

 『夢の人』も悪くは無いけど、現実に理想の人と出会った喜びを歌っている曲なので、『運命の人』ぐらいがちょうどいいんじゃないかと思いました。




運命の人 (作詞・ポール・マッカートニー/訳詩・今一生)


ついに出会ってしまったよ 運命の
彼女との出会いを言いふらしたい
Mmm, mmm, mmm, mmm mmm mmm

あの時あの場所でなかったら僕は
今夜も彼女の夢見ることはない
La, di, di, da di di

恋 いつも恋 彼女の声 ときめく

大事なものを見逃し一人ぼっち
の僕を愛する人がいるなんて
La, di, di, da di di

恋 いつも恋 彼女の声 ときめく


恋 いつも恋 彼女の声 ときめく

ついに出会ってしまったよ 運命の
彼女との出会いを言いふらしたい
Mmm, mmm, mmm, la di di

恋 いつも恋 彼女の声にときめく

恋 いつも恋 彼女の声 ときめく

恋 いつも恋 彼女の声 ときめく



 次は、『I'll Follow The Sun』。

 ポールがデビュー前に作っていたけど、「あまり良い曲だと思わなかった」らしくて、デビュー後に発表した曲。

 メロディ・メーカーとしては、転調の美しさやハーモニーに光るものがあるように思いますよね。
 甘い印象があるのは、16歳当時の作品だからかもしれませんが、ポールらしい柔らかさを感じます。

 僕は結構好きです。
 同じように好きな人がいたら、一緒にハモリたいぐらいです。



太陽を追いかけて (作詞・ポール・マッカートニー/訳詩・今一生)


いつか 僕は 行っちまう
雨を避け太陽追いかけて
かけがえのない 奴だったと
そこできみは 気づくのだろう

そして 今が別れの時さ
友を失うけど やがてわかる だろう

いつか 僕は 行っちまう
雨を避け太陽追いかけて


そう 明日は太陽追いかけて

そして 今が別れの時さ
友を失うけど やがてわかる だろう

いつか 僕は 行っちまう
雨を避け太陽追いかけて



 今回の最後は、『Michelle』。

 フランス語をあんまりわからないヤンキーの青年が、英語で必死に女性を口説こうとしてるせつなさを歌ったもの。
 労働者階級出身のビートルズだからこそ、こういう構えを素直に歌えるのでしょう。

 イントロのベースの動きが、なんともオシャレですよね!
 それに、好きな女性の名前を「語呂の良い響きだね」とほめるなんて、どこか英国人っぽい気もします。
 ちょっとだけ賢そうに言ってみた、というところが、ヤンチャな魅力かもしれません。



ミッシェル (作詞・レノン=マッカートニー/訳詩・今一生)


ミッシェル・マ・ベル
語呂が良い響きさ
マイ・ミッシェル

Michelle, ma belle
Sont les mots qui vont tres bien ensemble
Tres bien ensemble

好きさ 好きさ 好きさ
言い続けよう
今はこれだけ
きみがわかる言葉だから

Michelle, ma belle
Sont les mots qui vont tres bien ensemble
Tres bien ensemble

ほしい ほしい ほしい
わかってほしい
この火照る気持ちを
わかってくれるまで祈り続ける

I love you

どうか どうか どうか
気づいてほしい
なんとかきみの愛
つかめるまで言い続けるだろう

Michelle, ma belle
Sont les mots qui vont tres bien ensemble
Tres bien ensemble

今はこれしか言えないけどね マイ・ミッシェル


 では、次回の更新をお楽しみに。
(※これまでのすべてのオリジナル訳詩と僕自身が歌ってる音源のリストは、コチラ


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