しばらくこのブログを書いてませんでしたが、久しぶりに日記ふうな話題で書いてみます。
記事のタイトルにあるように、頭の中は常に「ソーシャルデザイン」でいっぱいです。
というのも、7月に新刊
『ソーシャルデザイン50の方法』(中公新書ラクレ)を発売してから、忙しかったのです。
●日本財団で
広報戦略セミナーの講師
●イケダハヤトさんとサンクチュアリ出版で
対談●
『ソーシャルデザイン50の方法』の読者向けにアフターサービスとして
参考資料リンクを作成
●ソーシャルデザインに関する
著者インタビューを受ける
(必見!)●ソーシャルデザインの関連本の著者たちとGreen Drinksで
公開トークイベント 他にも、こんなことをやってました。
○女性ばかりの会社からの事業に関する相談への助言
○福岡の福祉作業所の利用者による起業に関する相談へのスカイプでの助言
○ソーシャルデザインをテーマにした連載マンガの原作の準備
○友人のデビュー本『この世の天国フィジー ~こんな日本で死ぬ前に』(仮題)の編集
「ソーシャルデザインって何?」という方は、とりあえず僕の本を買ってください。
ソーシャルデザイン関連本では、税込み819円と一番安い本です。
しかも、高卒レベルで十分面白く読めます。
たぶん、そういう「使える本」は、なかなかないと思いますよ。
…で、なぜ僕がソーシャルデザインについて熱を入れているかと言えば、社会問題を解決する手段として、政治のような古い方法では、現実に苦しんでいる人たちを救うには時間と経費がかかりすぎると判断したからです。
ソーシャルデザインとは、社会問題を解決できる新たな仕組みを作り出すことです。
その方法は豊かにあり、その実例を僕の本ではたくさん紹介しています。
社会問題に苦しんでいる人、たとえばニートやひきこもり、自殺志願者や低所得の障がい者などは、彼ら自身の個人的な属性が悪いために苦しんでいるのではありません。
社会の側の仕組みが悪いために、雇用のカヤの外に置かれたり、ひきこもるだけで後ろ指さされてしまったり、段差があるだけで移動できない環境のままだったにすぎないのです。
そのように、苦しみを本人の自己責任にして思考停止するのではなく、その原因を「社会の仕組みの悪さにこそある」と気づき、その仕組みを塗り変えるように、たとえば「ニートだったからこそ稼げる仕組み」を作ったり、「障がい者ゆえにできる仕事」を開発しようと発想し、実現させるのが、ソーシャルデザインなんですね。
人は、毎日寝て暮らしていたとしても、無益なことは一つもやっていません。
なぜなら、その人には、その人しか知らない固有の経験的価値が誰にでも日々蓄積されているからです。
それは本人には気づきにくいかもしれませんが、本人の経験談を周囲の人が多様な視点で受け止める気持ちでいれば、必ず見えてくる価値であり、その価値は同じ苦しみを持つ人にとって希望につながる社会的価値です。
人は誰でも自分自身の経験をいろんな形で売ることが出来ますし、それだけの価値を持っているのです。
自分が誰かにとって役立つ存在だと気づいた時、きっと僕の本をもっと面白く読み直せるでしょう。
ソーシャルデザイン、そしてソーシャルビジネス(社会問題を解決するビジネス)については、講演依頼も受け付けていますので、
「今一生の仕事」からお気軽にお問い合わせください。
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