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■日本で生きずらい人、9月に僕とフィジーに行かないか?(同行者、募集中)


 この秋、フィジーを訪れようと思う。

 この島では、みんなが貧乏。
 でも、誰もそんなことは気にしない。

 それどころか、仕事は農業と観光以外にほとんど無いため、毎日ヒマ。
 そのへんの人に声をかけては、バーベキューやったり、海で遊んだり。

 あんまり仕事に忙しい人を見ると、「おまえ、大丈夫か?」と心配されるほど、稼ぐことばかりに人生の時間を費やすような生き方を不思議がる平和でノンビリした島国なのだ。

 …という話を、フィジーに住みながら留学生を受け入れる会社で働いている永崎裕麻くん(ゆーまくん)から知った。

 実は今、彼(ゆーまくん)の執筆する本を出版するために、僕は助言役として彼の原稿を読ませてもらっているのだけど、フィジー人の肩の力の抜けた生き方に魅了されるばかりなのだ。

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 ゆーまくんについては、下記サイトを参照。

●脱サラ世界一周留学記(公式サイト)
●脱サラ世界一周留学記(ブログ)
●世界の空を駆け抜ける“自由になりたい自由人”

 …で、南国の島フィジーで何をしようとしているか?

 遊ぶ、寝る、休む。
 この3つ。

 費用を計算してみた。

★成田ー韓国ーフィジーの往復:10-13万円(※往復/直行便は無い)
★現地着の日のホテル1泊:4000円(※ゆーまくんが手配してくれるそうだ)
★食費:10日間滞在し、5000円
★交通費:タクシー代(初乗り70円)+バス代+船代などで1万円

 基本的に農村や漁村などの現地の人々と仲良くなって、ホームスティするつもり。
 まったく保証はないが、行けば行ったでなんとかなってしまうのが、フィジーの国民性。

 今日出会って、今日から農民の家に泊り込んでしまうというノープラン。
 みやげは考えず、ほかには保険代やパスポート申請代がかかる程度。

 つまり、14-15万円もあれば、青い海と、ノンビりな時間と、フィジー人の大らかな暮らしに溶け込める。
 日本なら7~8月の2ヶ月間みっちり働けば、15万円程度ならなんとか調達できるはず。

 足りなかったら、本やCD、ゲームやDVD、古着、不要なケータイ、パソコン、家電、家具などを中古ショップに売り払ったり、銀行や友人から借りるかすれば、なんとか調達できるだろう。

 生きずらさをこじらせ、明日も明後日も日本で苦しんでいるだけだと、現実=日本=生きずらい=死ぬしかない、なんて考えに支配されてしまいかねない。

 しかし、世界は広い。
 現実は、自分が思っているよりはるかに豊かで、やさしい。

 それを実感するためにも、10日間ほどフィジーという世界にどっぷり浸ってみたいのだ。

 そこで、僕と一緒に行きたい人を5名まで公募しようと思う。

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 といっても、僕はツアコンや添乗員、旅行代理店の真似事をするつもりは無い。
 同じ頃にフィジーでお会いしましょう、というわけだ。

 もちろん、成田で待ち合わせてもいいし、フィジーのホテルを教えてもいいけど、基本的に自己責任で自由参加してほしい。

 ちなみに、フィジーに関する有益な情報は、下記サイトを参照。

●フィジー専門の旅行代理店「トーホートラベル」
●外務省のフィジー情報
●フィジーwikipedia
●パスポート申請
●地球の歩き方 フィジー

 治安に関する外務省の記述は、大げさに書いてある。
 フィジーはもちろん途上国だけど、富裕層狙い以外の犯罪はほとんど起こらないと、ゆーまくんは言う。

 住んでいる人が言うのだから、僕は信じる。
 もちろん、外出する際は、尻ポケットに空のサイフを入れておく。

 現地では毎日Tシャツと半ズボン姿で、現地の農民と変わらないカジュアルで過ごすつもり。

 また、フィジーでは、基本的に英語が使えるほか、身振り手振りでも日常会話はOK。
 物価は以上に安いので、不安なら調べてみて。

 僕自身は今年9月中旬に約2週間ほど行く予定。

 10月に入ると雨季になるため、真っ青な空が拝めず、スコールにやられるかもしれないので、そうなるとフィジーの近くの離島まで船を出すのも大変になるかも。

 僕には現地にゆーまくんという友人がいるため、荷物も預けられるので、手ぶらでTシャツと半ズボンで自由に島の内外を移動できる。

 こういう好条件を僕だけで独占するのがイヤなので、ノープランでもいいから一緒に貧乏ツアーをしたいという方、「一度でいいから地獄=日本を離れて暮らしてみたい」という方は、お気軽に僕(今一生)までお問い合わせくださいな。

【お問い合わせ】

●mail:conisshow@gmail.com
●Skype:con-isshow

 パスポートは1~2週間で手配できるけど、航空チケットは早めに予約する必要があるので、8月上旬まで、あるいは5名の希望者が決定次第、同行希望者の公募は打ち切ります。

 ちなみに、僕はニートやひきこもり、自殺未遂者などを取材してきたので、そういう属性の方から同行希望のメールが届いても驚きませんし、ふつうに歓迎します。

 ただし、一緒に行く以上、どんな人なのかの自己紹介くらいは最初のメールで挨拶できる人でないと、困ります。

 たとえば、一緒に同じホテルの部屋をシェアして安くしたり、離島に船を借りる際もみんなで交渉するという楽しみを共有できない恐れがあるので、どうしても自己紹介できない匿名希望の方はお断りすることがあります。

 もちろん、性別・国籍・年齢などは一切不問(※20歳以上のみ公募。
 日本でこれ以上、苦しいだけの日々は続けたくないという人を歓迎します。

 8月末までに15万円以上の資金を、なんとか自力で調達できる方なら大歓迎です。

 このツアーをきっかけにしてめちゃめちゃ働き、お金を作って、この世の天国を一度訪れたい人をお待ちしています。

 不安な方向けに、フィジー人の性格に関するリンクを知らせておきます。

★不思議な魅力
★陽気な笑顔
★怠け者?

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 なお、7月の僕(今一生)は、以下のような活動をしてます。

■新刊『ソーシャルデザイン50の方法』、予約販売スタート(目次を発表)

■7月26日(金)イケダハヤトさんとトークライブ ~6・30まで予約すれば割引

■7月22・29日夜、「取材される技術」が学べる広報セミナー


 ちなみに、ソーシャルビジネス、ソーシャルデザインなどをテーマにイベントを開催したい方は、お気軽にお招きください。

★今一生への講演依頼

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■講師が全員「社会起業家」の講義録に関心のある方は、こちら
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■5番目の虐待 ~見えにくい「文化的虐待」について考えてみた


 児童虐待やDVには、精神的・身体的・性的・ネグレクトの4つがあるとされている。
 だが、実はもう一つ見えにくくて根強い虐待がある。

 それが、文化的虐待だ。

 たとえば、時代によって子育てや恋愛のスタイルは異なる。

 戦前の親は、子どもを餓えさせなければ、親として一人前だった。

 メシを食わせていれば、子どもの自尊心に配慮しなくてもよく、家族全体が餓えれば、娘を奉公に出したり、口減らしとして売ることさえあった。

 家族の生活の方が、子どもの尊厳より大事な文化土壌があったのだ。
 いわゆる「家父長制」の政治的・社会的状況下では、それがフツーだった。

 家父長制とは、祖父>父>長男という指揮系統で家族を営む制度だ。
 当然、次男や娘などは、権利など無い。
 同時に、親には絶対的な権威が保障され、子どもは親の言い分に絶対的に従うことが美徳だった。

 だから、そういう空気で育った戦後世代の親は、子どもの気持ちを聞くことによって自尊心を確かめるという作法がそもそもないことがある。

 若い世代の子どものほうは、戦後の自由と平等な社会で育っている。
 だから、当然のように個人の尊厳を求める。

 個人の尊厳を大事にされない子どもにとって、愛されているという実感は乏しい。

 なぜなら、その親は「ちゃんとメシを食わせてやっただろ。それに学校まで行かせてやったのに何を言っているんだ」と理解や関心を示さないからだ。

 カセットテープの音声がパソコンでは直接読み込めないのに似て、旧式の文化を当然として老いていく親にとって、若い世代の文化であり、関係作法である「個人の尊厳」など配慮する能力がないし、それを学習するには年をとりすぎてしまっているのだ。

 しかし、子どものほうはどんどん新しい時代の文化、価値観、関係作法を吸収して育つので、親のそれとのギャップが増していく一方である。

 これは、人類史的には延々と繰り返されてきたことだろう。
 進歩とは、より古い文化をより良いものへと更新していくこと。

 だから、当然、若い世代にとって古い世代は「もおのたりないもの」として認知されやすく、それゆえに親子の間にある文化のギャップを改善しようと歩み寄らない親から延々と同調圧力的に昔の関係作法を強いられることで虐げられた印象を持つし、そのこと自体が「本当は受け入れてあげたい」はずの親に対する憎しみや忌避、つらさというストレスにさらされ続けることになる。

 時代が進めば、関係作法における基準が変わる。

 異なる関係作法を主張しあえば、そこには互いに「愛されていない」という断絶が起こるだけでなく、たいていの場合、両親や親族、その世代のおじさん、おばさんたちの旧弊な価値観の同調圧力が、子ども側にとっては虐待と同じ圧迫や生き苦しさもたらす。

 そうした古い世代の人口が全人口比の中で若い世代より多数派を占める現代の日本では、旧世代の同調圧力は若者をさらに孤立化させてしまう誘因になりやすい。

 DVにも同様の「文化的虐待」があり、とくに男女間では男性主導の社会だと女性の側が虐げられることになる。
 職場や議会に女性が少なければ、当然のように女性の意見は制度に反映されない。

 それどころか、その圧倒的に支配的な構図を是正するために戦うことで人生が浪費されることへの無力感から、オルタナティブで多様な人生を求めることに活路を発見せざるを得なくなる。

 フェミニズムが「私の幸せは私が決める」と淡々と繰り返し宣言してきたのは、まさに文化的虐待をしなやかにやりすごす作法だったのかもしれない。

 LGBTが道化的に振る舞うことがあるのも、漫然とある文化的虐待に対して自己の存在や役割を社会の中に位置づけるための作法の一つなのかもしれない。

 こうした文化的虐待は、それによって苦しんでいる当事者自身が「これは虐待なんだ」と言葉や態度、商品や作品の中で主張し続けていく必要があるだろう。

 そして、この「文化的虐待」は、相手を理解しようと努めても、報われることが極めて少ないことを覚悟しつつ、虐待の害が及ばない場所まで距離を置き、自ら避難することで救済の方法が見えてくることを学ぶ必要があるだろう。 

 自分自身が旧世代の関係作法に毒され、誰かの尊厳を踏みにじるような愚挙を犯さないためにも。

 関係作法の違いのような「見えにくい虐待」ほど、人の生活や命を静かに蝕んでしまうものは無いのだから。


島の先生(5)「私を捨てた母」
(※NHKの土曜ドラマ『島の先生』第5話より。33分あたりから母と娘の会話をチェキ!)

 なお、7月の僕(今一生)は、以下のような活動をしてます。

■新刊『ソーシャルデザイン50の方法』、予約販売スタート(目次を発表)

■7月26日(金)イケダハヤトさんとトークライブ ~6・30まで予約すれば割引

■7月22・29日夜、「取材される技術」が学べる広報セミナー


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■7月22・29日夜、「取材される技術」が学べる広報セミナー


「プレスリリースを雑誌社にいくら送っても、なかなか取材されない」
「広報担当者なのに、取材が来た時に対応するだけの受け身の仕事しか知らない」
「中小企業(もしくはNPO)なので、高額な広告費なんてとても出せない」

 そのように情報発信力がないと、自社の仕事の社会的価値は多くの人に伝わりません。
 スタッフを集めたくても、資金や事業ノウハウを調達しようにも、共感者を増やすことも難しいまま。

 そこで、不肖・今一生が、テレビ・新聞・雑誌などから取材されるためにスグ使える実務ノウハウを2日間かけ、基礎編・実践編に分けて計6時間みっちり講義します。

■日本財団CANPAN・NPO連続セミナーVol.12,13
 広報戦略・取材される技術(基礎編・実践編)
 ~これからのソーシャル分野の広報戦略~


◎日 時:<基礎編>2013年7月22日(月) 18:30~21:30(開場18:15)
      <実践編>2013年7月29日(月) 18:30~21:30(開場18:15)

◎会 場:日本財団ビル 2階大会議室(東京都港区赤坂1-2-2

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◎定 員:各回50名

◎対象者:NPO・社会福祉法人などの非営利活動のスタッフ
       社会起業家団体
       企業のCSR&大学のUSR担当者
       ソーシャルアクションを手がける学生団体・任意団体

◎備 考:カメラ、ビデオカメラ、音声レコーダーの持ち込みOK(※筆記具は必須)

◎参加費:各回3,000円 2回連続受講5,000円

◎決 済:前払いで予約
      クレジットカード→このサイトの右上「チケットを申し込む」から
      コンビニ払い、銀行振込→下記までメールで名前・参加希望日をお知らせください。
      E-mail:ya_yamada@ps.nippon-foundation.or.jp(日本財団/CANPAN山田泰久)

◎主 催:日本財団CANPANプロジェクト(TEL: 03-6229-5111)

◎その他:詳細な内容は、下記リンクをご参照ください。
       日本財団canpanサイト http://blog.canpan.info/cpforum/archive/105
       クレジット決済サイト http://canpan0722.peatix.com/

 定員になり次第、予約を〆切る予定なので、お早めにお手続きください!


■7月26日(金)イケダハヤトさんとトークライブ ~6・30まで予約すれば割引


 『旗を立てて生きる――「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト』(晶文社)を出版したイケダハヤトさん。
 『ソーシャルデザイン50の方法 あなたが世界を変えるとき』(中公新書ラクレ)を7月10日に出版する今一生。

 7月26日(金)夜、イケダハヤトさんと一緒に新刊の出版記念イベントを行います。
 6月30日までにメールで予約すると、入場料が当日500円割引になるので、お早めにご予約を(※予約ナシでも入れます)。

■イベントタイトル
 イケダハヤト meets 今一生
 「問題は、僕らの資産 ~未来を開くために」


●イベント内容
 プロブロガー・イケダハヤト氏と、フリーライター・今一生氏が、出版記念イベントとして初顔合わせのトークライブ。
 お互いの本を出した理由、なぜ若い世代ほどソーシャルアクションに関心があるのか、ものかきとして僕らが「ソーシャル」にこだわる個人的ストーリー、最新の関心事、などについて話します。
(※ご来場の皆様からの質問にもお答えします)

●対象:こういう方はぜひご参加ください
 ○ソーシャルビジネス・CSR・社会貢献に関心のある方
 ○ふつうの働き方・生き方に疑問を感じる学生・社会人の方
 ○その他、今よりもっとワクワクできる何かを求めている方

●日時:2013年7月26日(金)18:30オープン/19:00開始/21:00 終了予定
    ※お時間のある方は、21時以後、会場付近で飲み会に参加できます

●定員:50名

●参加費:2500円(税別)
 早期申込割引(6/30まで):2000円(税別) →予約受付からメール予約すると、当日割引
 クラブS会員特別価格:サンクチュアリ出版年間購読会員 割引価格2000円(税別)
 ※イベント参加もお得なクラブSとは? →http://www.sanctuarybooks.jp/clubs/

●予約受付:下記リンクから(※6月30日まで。定員になり次第、予約終了。ご予約はお早めに!)
https://docs.google.com/forms/d/1cQU1-fGJVxUKO9CeH_UEQ1-Jd903CUj5SC6vU4Hl-ck/viewform
 ※上記のフォームからお申し込みできない方は、pr@sanctuarybooks.jp(サンクチュアリ出版・高山あて)まで名前・メールアドレス・電話番号・参加人数を明記の上、「7/18(木)イベント参加希望」という件名にてメールください。
お申込みいただきました情報はサンクチュアリ出版とイベント主催者にて共有させて頂き、イベント情報の連絡に使用させていただきます。

●会場:サンクチュアリ出版1Fイベントホール
http://www.sanctuarybooks.jp/company/profile11.php
 株式会社サンクチュアリ・パブリッシング(サンクチュアリ出版/広報担当:高山)
 渋谷区千駄ヶ谷2-38-1 TEL03-5775-6500
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●交通案内:JR千駄ヶ谷駅より徒歩7分/国立競技場駅 A4出口より徒歩7分/北参道駅出口2より徒歩5分

●問い合わせ先
 株式会社サンクチュアリ・パブリッシング(サンクチュアリ出版/広報担当:高山)
 TEL03-5775-6500
 Mail:pr@sanctuarybooks.jp

●その他
 このイベント案内の公式ページは、以下の通り(※予約できます)
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=632

●参加特典
 当日会場では、イケダハヤト氏、今一生氏の新刊本を購入できます。
 著者サインをご希望の方は、ペンをご持参ください。
(※既に本を購入済みの方にもサイン致します)

●出演者プロフィール

○イケダハヤト
 1986年生まれ。プロブロガー。
 新卒で入社した大企業を11ヵ月で退職。転職先のベンチャー企業も13ヵ月で辞め、社会人3年目にフリーランスとして独立。ソーシャルメディアコンサル事業を立ち上げ。
 2011年4月、NPO支援、ライター活動により多くの時間を割きたくなり、フリーランスに。
 「テントセン」という名前でNPOマーケティングを支援するプロボノ集団を作る。
 2012年4月からは、育児に時間を割くべく「プロブロガー」として広告収入、アフィリエイト収入で生活。
 ソーシャルウェブ、若者の価値観、これからの働き方などについて、ブログ「ihayato.書店」で情報発信を行っている。
 著書に、『年収150万円で僕らは自由に生きていく』(星海社新書)、『武器としての書く技術』(中経出版、)『フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる』(講談社)など。
《公式サイト》www.ikedahayato.com

○今一生
 1965年生まれ。フリーライター、編集者。
 1997年に親から虐待された当事者による体験告白集『日本一醜い親への手紙』3部作をCreate Media名義で編集、文庫版も含め30万部のベストセラーに。
1999年に被虐待児童とDV妻が経済的かつ合法的に自立するための支援本『完全家出マニュアル』(同)を発表。
 そこで造語した「プチ家出」は流行語に。
 自殺の取材を15年間続け、当事者の問題を解決につながる社会起業に関心を持ち、2007年東京大学でソーシャルビジネスの自主ゼミを1年間担当。
 2008年から2010年まで、「社会起業支援サミット」というイベントを全国27都道府県で開催。
 昨年秋から半年間は、「社会起業家・養成ゼミTOKYO」を主宰し、20名以上の社会起業家の講義をUstreamで無料公開。
 著書に、『プライドワーク』(春秋社)、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)など、編著に『子どもたちの3・11』(学事出版)、『酒鬼薔薇聖斗への手紙』(宝島社)など多数。
《公式サイト》www.createmedia.co.jp

●新刊プロフィール

 ○『旗を立てて生きる――「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト』(イケダハヤト・著/晶文社)
 お金のために働く先に明るい未来は感じられないけど、問題解決のために働くのは楽しい。課題を見つけたら、ブログやツイッターを駆使して、自分で旗を立てろ! あたらしい仕事はそこからはじまる。
 不況や低収入はあたりまえ。デフレネイティブな世代から生まれた、働き方・生き方のシフト宣言!

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 目次は、コチラ

 ○『ソーシャルデザイン50の方法 あなたが世界を変えるとき』(今一生・著/中公新書ラクレ)
 あなたが切実に困っていて、ほかのみんなも困っていたら、それが社会問題(社会的課題)。
 この本は、そうした社会問題を解決する仕組みを豊富な事例を紹介し、社会貢献活動のハードルを下げます。
 事例は、高校生できるソーシャルアクションから、社会人のソーシャルビジネス、脱原発の活動の効果の最大化の方法まで、環境保護・福祉・途上国支援・被災者支援などの分野ごとに紹介。

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 目次と予約販売サイトのリンクは、コチラ


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■新刊『ソーシャルデザイン50の方法』、予約販売スタート(目次を発表)


 今一生の新刊『ソーシャルデザイン50の方法 あなたが世界を変えるとき』(中公新書ラクレ)が、7月10日に発売されます。

 この本は、簡単にいえば、日本全国で行われている社会貢献の実例ストーリー集です。
 「ソーシャルデザイン」とは、社会をより良くする活動のこと。

 僕は、社会貢献の活動のハードルを下げるためにこの本を書きました。
 といっても、社会貢献とか、ソーシャルデザインは、とても抽象的で不明瞭な言葉です。

 なので、この本ではその実例を豊富に紹介することによって、社会をより良くするにはさまざまな仕組みがあること、そして高校生以上ならサラリーマンはもちろん、高齢者も社会貢献に気軽に参加するチャンスが身近にあることを伝えたいと思いました。

 既に、以下のネット書店で予約販売が始まっています。

★Amazon
★楽天
★e-hon
★セブンネット


 iPhoneなどのスマフォでご覧の方は、下記のバナーをクリック!



 以下、本書の目次です。

はじめに ~世界を変える「仕組み」を知ろう 

第1章 日常的に世界を変えていく方法 
●仕事の社会的価値に気づく ~塗るのが仕事ではない塗魂ペインターズ 
●CSR活動に参加する ~NPOとの協働からコンパッションへ 
●学びを社会化する ~高校生から社会を変える方法を学ぶチャンス 
●プロボノやNPO活動に参加する ~職業技術や時間を寄付 
●空きスペースを無償で貸し出す ~異文化どうしがつながるシェアの発想 
●不要品は寄付する ~社会問題を解決する活動を支援できる古物商 
●寄付つき商品を作る ~売上の一部を寄付するだけで見込める売上増 
●社会貢献グッズの専門店で買う ~お買い物で世界を変える方法 

第2章 環境保護 
●不用品の価値に気づく ~使用済みの食用油は燃料や商品に 
●廃材から商品を作る ~おしゃれなデザインを買うエコな消費者 
●人間関係も環境と考える ~廃校文化祭と、寺を活用した無料塾 
●ジャマなものを活用する ~北国発の雪冷房と、過疎村の間伐材 
●商品の素材を変える ~石や竹でも紙は作れる 
●学びを遊びにする ~みんなでエコ知識を競い合えるゲーム 
●ゴミ拾いをスポーツにする ~チームでやれば楽しくなる仕組み 
●個人の旅を社会化する ~バイオ燃料と、限界集落の知恵 
●環境を守れる商品を選ぶ ~好きなものを買うだけでできる寄付 

第3章 福祉 
●障がいは環境にある ~少数派の当事者だからできるバリアフリー 
●当事者の価値を知る ~社会的関心と仕事を生む商品化 
●固有の価値に気づく ~自分の仕事を自分で作る障がい者たち 
●手話を公用語にする ~ろう者と聴者の壁をなくす方法 
●同じ苦しみを分かち合う ~体への関心が精神病でも幸せになれる早道 
●おしゃれにする ~どんなものでもステキに変えるデザインの力 
●アートの力を借りる ~マスメディアが報じないところにある価値 
●役割を作り出す ~当事者の価値から生み出せる仕事 

第4章 途上国支援 
●SNSを活用する ~全国から1万冊の本を集めた高校生 
●地元の人の協力を得る ~飲食店の水を募金に変えた女子高生 
●楽しいイベントを作る ~大学生でも建設できる途上国の学校・病院 
●フェアトレードを選ぶ ~生産地と消費地の子どもが救われるチョコ 
●化粧で自尊心を取り戻す ~途上国や被災地の女性たちにコスメを 
●現地産で商品を作る ~南海の島からアフリカの人まで救える消費者 

第5章 被災者支援 
●仲間を誘う ~100万円以上を寄付した高校生 
●寄付を集める ~中高生に参考書を贈る大学生たち 
●新商品を開発する ~復興girls*と、女川カレー 
●復興を楽しむ ~気仙沼から日本を元気にする非営利アイドル 
●被災者と全国の支援者をつなぐ ~ぞうきん作りと、癒しのプロ 
●仕事で貢献する ~作品とスキルを提供したマンガ家たち 

第6章 脱原発 
●デモの効果を最大化する ~行けない人を日常的に味方にする発想 
●報道価値をふまえる ~マスメディアを味方にする広報戦略 
●不買運動を広げる ~原発で儲ける企業グループの商品をボイコット 
●脱原発の市場を活性化させる ~省電力・非電化・自家発電で変わる世界 
●原発容認派を落選させる ~立候補者たちへのインタビューを公開 
●上映会を開催する ~代替エネルギーを紹介した映画『第4の革命』 

第7章 ソーシャルビジネス 
●なければ作る ~格安のかつらで闘病者の自由を守るPeer 
●当事者負担を0円にする ~手話通訳を社会に広めるShuR 
●みんなの困りごととリンクさせる ~ホームレスを自立させるHomedoor 
●職業技術を教える ~ネイルサロンで難民の自立を助けるArusha 
●ふつうの女の子に共感される ~カワイイを社会へつなぐOver the Rainbow 
●不当なガマンに気づく ~トイレの位置をネット上で共有するCheck 
●経費0円で発想する ~27都道府県で開催した社会起業支援サミット 



 現時点(6月17日現在)では、まだ再校ゲラを戻した段階です(※下記の画像)。
 7月10日の販売は決定しているので、お早めにご予約ください。

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 なお、この本の印税の一部(※本体価格の1%程度)は、3・11の被災地の子どもたちを支援する「ハタチ基金」に寄付されます。

 ちなみに、ソーシャルビジネス、ソーシャルデザインなどをテーマにイベントを開催したい方は、お気軽にお声かけてください。

★今一生への講演依頼

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