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■被災者の10代の方へ 「被災体験記」を書きませんか?


■被災者支援事業
 『子どもたちの3・11被災体験記』(仮)
  原稿募集のご案内


 この被災者支援のための「作文事業」に関する最新ニュースは、このブログ記事をご覧ください。

 3月11日に起きた東日本大震災によって家族を亡くしたり、親類・縁者の家に身を寄せる
ことになるなど、進路や生活の不安を抱える子どもたちが続出しています。

 大人には就労支援や雇用促進などの支援策が進みつつあります。
 でも、子どもは自分に必要なものを買うための収入を得るチャンスになかなか恵まれません。

 働き手の親を失った孤児や、親類の家に身を寄せている子にとって、
教材や毎日の通学交通費などを、親以外の大人に求めることには、ためらいがあります。

 そこで、子ども本来の仕事である勉強の一つである「作文」を書くことで、
正当な原稿料をお支払いできる仕組みを作りたいと考えました。

 そうした原稿を集めて本として出版し、初版印税からお支払いさせていただく予定です。

 こうすることで、原稿の採用者には謝礼を支払うことができ、同時にこの本を読んだ
全国の方が被災地の本当の姿や被災者の気持ちを知ることができます。

 そのため、支援物資の提供を継続できたり、被災者に仕事を与えるチャンスを増やすなど、
被災エリア全体の復興に貢献することができます。

 作文のテーマは、「私の被災体験」。
 「被災」という経験を通じて自分が強く思ったこと、多くの人に伝えたいことなどを、
震災の現実を知らない土地に住む人に語りかけるように書いてみてください。

 たとえば、次のような内容の作文を公募しています(あくまでも例です)。

☆大震災が起こった日の出来事
☆震災の日から避難所での暮らしで思ったこと
☆震災後の自分と、震災前の自分の違い
☆震災によって失った家族・友人について
☆津波被害によって自分が失ったもの、得たもの
☆原発事故によって自分の生活がどう変わり、何を感じたか
☆風評被害で周囲の大人たちがどう変わり、自分は何を考えたか
☆震災後に自分の心に目覚めた今後の夢や目標


□応募資格:10~19歳の被災者(※震災時に被災地に住んでいた方のみ)
         別途、「応募要項」に必要事項を記入の上、応募ください。
□原稿枚数:400字詰めの原稿用紙で5枚以上(※ワードファイルなら2000字以上)
         ブログに執筆している場合はそのURL(ホームページアドレス)
         mixi日記に書いた内容でもOKです。
□原稿の送付先:conisshow@gmail.com
□応募〆切:2011年6月24日(金)(←延長しました!)
□採用点数:24点以上を予定(※1人1点のみ採用)
□採用謝礼:1万円以上(※所得税込。採用時点で上限を発表)
         本書刊行の3カ月後に口座振込でお支払いします。
□採用通知:2011年6月未明を予定(※採用された方のみに連絡します)
□企画・編集:Create Media(出版プロダクション) http://www.createmedia.co.jp
□出版社:未定(※決定次第、発表します)
□備考:応募原稿の著作権はCreate Mediaに帰属され、謝礼(※初版時の原稿料)の支払いをもって買い取られます。
     また、送られた原稿は、Create Mediaによって編集される場合があります。
     以上の2点をあらかじめご了解の上、ご応募ください。
     なお、採用された原稿の執筆者には、掲載された本を1冊贈呈(郵送)します。

 原稿のワードファイルと下記の応募要項の内容を、conisshow@gmail.comまで送ってください。

 電話でのお問い合わせは、090-7802-3065(Create Media)まで。

【応募要項】(※原稿と一緒に提出するもの)
□氏名(※公開されません。ご希望があれば考慮します)
□筆名(ハンドル ※公開されます)
□年齢(※公開されます)
□郵便番号+住所(※〇〇県〇〇市まで公開されます)
□電話番号(※公開されません。通学先の学校の番号でも可)
□通学先の学校名・学年・クラス名(※公開されません。ご希望があれば考慮します)
□メールアドレス(※公開されません)
□謝礼の振込口座(※公開されません。口座がなければ住所のみでOK)
□原稿ファイル・手書き原稿のどちらですか?
□その他・質問

(※震災のショックで精神的なダメージを受けている方は、ご無理をしないでください。
 また、学校などで10代の子の指導に当たる教師の方々には、くれぐれも子どもたちに
無理をさせないよう、お願い申し上げます。
 あくまでも情報を与えるだけで、書く・書かないの選択は子どもの自由にさせてください)



【採用されるコツ】
○作文の1行目には、必ず「震災を知らないあなたへ」という一文を入れてください。
 「被災しなかったあなたへ」でも構いません。
○5W1H(=誰がいつどこでどのように何をしたか)が具体的に伝わるよう、わかりやすく
1文1文を書いてみてください。
 書いた作文は、通学先の学校や塾の国語の先生に添削をお願いし、磨きをかけましょう。
○絵のデッサンをするように、自分の見た風景をていねいに描いてみましょう。
 作文の中に描かれた風景を撮影した画像や絵などがあり、本に掲載してもよろしければ、
原稿と同時に送ってください。

【Create Mediaとは…】
 この「被災体験記」の本を企画・編集する出版プロダクションCreate Mediaでは、
これまでに親から虐待された当事者の手紙集『日本一醜い親への手紙』などを制作。
 代表の今一生は親の貧困・虐待・病気などで家や施設で暮らせない子たちの自立を
支援する一般社団法人ストリート・プロジェクト(福岡)の理事を務めたり、全国の
校長先生・教頭先生が読まれている専門誌『月刊 高校教育』で長期連載しています。


★小学校・中学校・高校・大学・専門学校・塾・予備校・フリースクールなどの先生で、
 この原稿募集のチラシを配布したい方は、このリンク(A4のPDFファイル)
もしくはこのリンク(A4のワードファイル)をプリント&コピーしてご利用ください。

 下記のように、毎日新聞(全国版)に取材され、記事が掲載されました。
(※web版は5月9日付。本紙は10日付)

mainichi2011-05-10.jpg


 なお、被災者の方向けには、地元のフリージャーナリストと全国各地に同行して
被災体験について話すことで、まとまった現金が得られる講演の仕事もあります。
(※小学5年生から応募できます)

 詳細は、このブログ記事をご参照ください。

 共感していただけましたら、この記事の下にある「ツィートする」や「いいね!」をクリックし、より多くの方々に広めていただけるとうれしいです。
 そのちょっとした行動だけでも、被災者を支援したい人が増え、被災者が助かりますから…
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■被災地は今日も有事(支援物資&寄付はこのNPOへ)


 東日本大震災から2ヶ月近くになっても、被災地の惨状は、テレビや新聞で
報じられているような復興や希望のきざしが見られるような落ち着いた状況ではなく、
「有事」そのものです。

 東京発、全国行きのマスメディアは、支援物資も十分に届かない避難所や
民家がたくさんあることを十分に伝えていません。

このブログでは、石巻で被災者を支援してるNPO法人フェアトレード東北への支援を呼びかけています。

 フェアトレード東北では、以下の支援物資を急募しています。
(※要望以外の下記の物資は送らないでください。余ってしまい、置き場所に困ります)

【急募中の支援物資リスト】
☆食品・おかずになる缶詰・ウインナー・ソーセージ・さとうのごはん・調味料 →大量に
 (※学校の給食用の炊き出しを予定しているた。給食センターが被災
 生モノは冷蔵庫がないので大量には無理。ボランティアさんの食事用には受付中)

☆菓子類・野菜ジュース・青汁 →大量に!
☆保育所・幼稚園の給食用のおかずになるレトルト食品(刺激の少ないもの)
☆野菜・果物
☆料理の素(カレールウ、シチュールウ、すき焼きのたれ、だしの素)
☆卵(産地からの直送便のみ)
☆炊飯器 →一人用ではなく、大きめのもの
☆空気清浄機 →外や家の中もヘドロの臭気と粉塵でのどを痛めている
☆生米(できれば無洗米)
☆パスタ・パスタソース・乾麺(うどん、そば、そうめん)・粉末うどんつゆ・めんつゆ
☆おかずになるレトルト食品(ハンバーグ、シチュー、ソーセージ、みそ汁、スープなど)
☆冷蔵庫(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
 (※食糧が二日分届いても食べ残してしまう)
☆冷蔵ボックス(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
☆電機蚊取り器(アースノーマットなど)
☆ゴム手袋(作業用)→ (L) 200組
☆長靴(作業用)→ 大人用 26cm、27cm、28cm 各10足
☆大人用Tシャツ →男女大人用(新品のみ)
☆ふとん
☆自転車
☆乳母車(新品のみ) 1台
☆女性用(15~20才)が履くようなスニーカー&長靴
☆高校生が学校で使えるような鞄

☆事務用品(クリアファイルなど)     
☆クリップボード・A4Z式ファイル(穴をあけずに閉じるタイプ)・A4ポケットファイル(穴をあけずに入れるタイプ)・A42穴式ファイル  
 →すべて縦型(S型)タイプ/各50程度/100円均一商品や中古でもOK
☆自転車 →ままちゃり、子供用
☆自転車用ヘルメット →70個
☆コピー機能が付いたプリンター(新品もしくは2009年度製以降の商品) →10台
 (※対策本部に行政から「かわら版」的な情報物は届くが、各班分が無く、印刷する
   ためにコピーが欲しい。また、皆さんから頂いたPCで集計などの作業を行って
   いるが、それを印刷して利用したいため)

☆掃除機(新品/サイクロン式のみ)→ 20~30台
 (※ヘドロの粒子が細かいため、紙パックだとすぐに詰まる)
☆テレビ(デジタルチューナー内蔵のみ) →20~30台
 (※ブラウン管は送らないでください。避難所によっては情報が入らない)
☆電子レンジ(新品のみ)→ 20~30台
☆洗濯機(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
☆軽トラック →借りている車を急きょ返却することに…
☆スクーター(カブ) →車が流された。買う金もない。買い物にも遠くて行けない
☆新品or中古パソコン(2007年以降の製品) →津波で流された。どこからも情報が入らない
☆乾電池(単1・単2・単3) →大量に!
☆テント(中古不可)→避難所にいづらいので出たい
☆懐中電灯・ランタン(LED、新品のみ) →100~1000個必要
☆寝袋(新品のみ・大人用) →テントといっしょに使います
☆デジカメ →被災証明を取ろうにもカメラも流された。できるだけ新しい機種を!
☆プリンター
☆ガス式発電機 →これを参照
☆カーインバーター発電機(中古不可) →大量に!
 (※車しか残ってないのに避難所も「21日で出ていけ」と言われてます。
  インバーターがあれば携帯の充電も、PCも、髭剃りも使えます。
  インバーターはシガレットソケットに差し込んで車の電源を家庭用電源に変換するもので、
  携帯電話やパソコンを充電できる変換器)

(※5月30日現在。支援物資は日によって変わります。最新情報はこのブログで確認を!)

 上記以外にも、Amazon.co.jpの「ほしい物リスト」で買って送ることもできます。
http://amzn.to/mMvpoF

 また、在宅避難者(在宅高齢避難者も含む)からの物資要望リストもあります。
http://si-tohoku.com/pdf/zaitaku_youbou_0530.pdf

 青年版の国民栄誉賞といわれる「人間力大賞」も受賞した社会起業家であるNPO法人フェアトレード東北の代表理事・布施龍一さん(※下の画像)は、こんなメッセージをtwitterやブログから発信しています。
huse.jpg
「うちの団体では、常時、ボランティアの方を募集しています。
 着替えだけ持って来ていただければOKです。
 ボランティア保険はご自身でお願いします。配給の手伝い、おばあちゃんの話し相手、
夕食準備などなので、女性の方をメインで募集いたします。
 また、ゴールデンウィークにボランティアに来ていただけれる方を広く募集いたします。
 1日2食、寝床完備。よろしくお願いいたします」

 フェアトレード東北の連絡先は、下記の通り。
(※郵送費はご負担ください。着払いNG)

〒986-0861 
宮城県石巻市蛇田字下中埣14-1 NPO法人 フェアトレード東北
TEL&FAX:0225-94-6883 
(※配送問い合わせ専用。募集内容のお問い合わせはメールでのみで受付中。
  直接お電話するのはお控えください)

☆支援物資を贈る前のお問い合わせ→ft.b.shien@gmail.com
☆当団体への義援金へのご連絡→ft.shien@gmail.com
ボランティア等への参加希望の問い合わせ→ft.bora@gmail.com


 上記の支援物資を「寄贈品」と明記の上、フェアトレード東北まで郵送してください。
 現在、ヤマト運輸、佐川急便、西濃運輸、ゆうパックが届きます。

 支援活動には、避難所までの車の燃費など莫大な費用がかかっています。
 ボランティアとは事実上、個人が自分の財布からお金を持ち出している活動です。
 なので、団体がそれを賄えるようにするには、現時点では寄付が頼りです。


【フェアトレード東北への寄付】

 地元をよく知り、きめ細かな支援・調査を進めている彼らを支援すれば、避難所の被災者に対する支援活動が継続・拡大できます。これは、赤十字や自治体など他の多くの寄付や義援金よりも即効性があり、被災者を直接支援できる方法です。
 1000円だけでも、十分ありがたいです。
 ネットバンキングで振り込まれたお金は、現在困窮している避難所までの車の燃費代、ボランティアのみなさんの食事代、上記の支援物資の購入代、事務用品費などに、即日活用されます。

 大渋滞でこれまでの銀行に往復2時間もかかってしまうため、活動支援金の口座が新設されました。
 今後は下記の口座に寄付をお願い申し上げます。

☆ゆうちょ銀行 記号 18150 番号 9706921
 名前 トクヒ)フェアトレードトウホク

☆七十七銀行(シチジュウシチギンコウ) 石巻支店 
 普通預金 口座番号 5850606
 口座名  特定非営利活動法人フェアトレード東北 代表理事 布施龍一



【あなたの街でも報告会を!】
 以上のように「被災地の現状報告会+支援物資の調達」をワンセットにしたイベントを全国各地で緊急に開催し、招いていただきたいです。
 千葉・東京・埼玉・神奈川なら、往復交通費を含めて3万円から引き受けます。
 1人1000円の入場料を徴収すれば、30名以上集めれば、赤字になりません。
 それ以外のエリアでも、往復交通費+3万円以上で承ります(※広報にも協力します)。
 
 当方(今一生)の最寄り駅は、内房線の五井駅です。
 Yahoo!路線検索で往復交通費をお見積りの上、今一生(conisshow@gmail.com)までお気軽にお問い合わせください。

 なお、通常の今一生への講演依頼については、このページをご参照ください。
 被災地支援に関する最新情報を提供している今一生のtwitterアカウントは、@conisshowです。


【取材・報道のスポンサー募集!】
 石巻市に限らず、岩手・福島・茨城にも取材&支援活動に行きたいと考えています。
 しかし、取材には2泊3日の行程でレンタカー代なども含めて10万円程度の経費がかかります。
 スポンサーになっていただける企業・個人の方がいらっしゃいましたら、今一生までお早めにメール(conisshow@gmail.com)をください。
 Web Moneyをご利用している方なら、このブログの左下にある「ぷちカンパ」から入金していただけると助かります。

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(※震災1ヶ月後の4月11日に撮影された石巻市の沿岸部の道路。
 ところどころアスファルトが陥没し、
 水たまりで車はうかつに通れない。
 こうした道路の復旧が今なお済んでないエリアが少なくない)


 また、被災地支援については下記のリンクもご参照ください。

「東北産」を選んで買って、被災者を元気に!(※買えば買うほど被災者が助かります)
遠方から被災者を直接支援する方法(※現地のNPOにお知らせください)
収入手段のない被災者の方へ(※講演の仕事あります)
10代の被災者へ(※被災体験記を書いて原稿料を得られる仕事あります)
■東京周辺に住まれている方へ 5月7日&9日「被災地の合同報告会」

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 そのちょっとした行動だけでも、被災者を支援したい人が増え、被災者が助かりますから…

■収入手段を得にくい被災者の方へ(講演の仕事あります)


 3月11日に東日本大震災が起きてから、僕は主に2つの心配をしていました。

 一つは、地震・津波・原発事故・風評などによって財産を失った被災者の方々には、
にわかには仕事にありつけず、かといって十分な補償も受けられず、今後の生活に
大きな不安を抱える人がたくさん出てくるだろうという心配。

 もう一つは、地元のNPO(非営利の市民活動団体)のスタッフは、自らも被災しているのに
避難所などの被災者に対して支援活動を続けることになるため、どうしても活動資金が底をつき、
個人的な持ち出しも増える頃には、有益な支援活動も継続が危ぶまれるだろうという心配。

 そして、その2つの心配は現実のものとなり、被災者の中には自殺する方が出てきたり、
慌てて公式サイト上で活動資金を得るための寄付を募るNPOも続出しています。

 そこで、僕はそうした収入手段を得にくい被災者の方と、彼らを支援するNPOの
両方にまとまった現金が入る仕組みを考えました。


■被災者の自立支援事業
 『被災者+フリージャーナリストの講演事業』


 それは、被災地のNPOに地元の被災者とフリージャーナリストをマネジメントしていただき、
「被災者+フリージャーナリスト」というカップルで全国や海外に赴き、未曾有の被災体験に
ついて話す講演を売り出すことです。

 実際、被災地以外の方は、「東京発、全国行き」の新聞・テレビなどで
あたかも東北エリアでは復興が元気に始まっているかのような印象を持っています。

 でも、現実は「被災地は今日も有事」で、ライフラインも完全復旧していませんし、
学校も一斉登校が始められないところが多かったり、全国から届く支援物資が日に日に
減ってしまうなど、マスメディアによって困った現実が起きてますよね。

 なので、ぜひ「被災者」という当事者の声で真実を全国に伝えることが
必要な仕事になりますし、きっと全国の人たちも本当のことが知りたいはずなのです。

 子連れでも、友人どうしでも、講演者候補になれます。
 講演会場への往復交通費・宿泊費などはイベント主催者が負担するので心配いりません。

 孤児・妊婦・シングルマザーなど、収入手段が得にくい方を優先し、
講演者候補として全国各地に派遣し、講演料を受け取っていただけます。

 現在、下記のように岩手・宮城・福島それぞれの地元のNPOが、講演の仕事を得たい
被災者と地元在住のフリージャーナリストからの問い合わせを受け付けています。
(※震災のショックで精神的なダメージを受けている方は、ご無理をなさらずに…。
  落ち着かれた後で講演者候補として名乗りあげても遅くありません)


【宮城県の講演者のマネジメントを担当】★門間光紀(もんま・みつのり)
 2002年、松島町が企画した中心市街地活性化を目指す「まちづくり活性化委員会」の公募で参加したのを機に「げんき松島研究所」を発足。
 商店街の空き店舗を使ったチャレンジショップや松島海岸周辺公衆トイレマップの作成などを実施。
 その後、高校時代を過ごした石巻の安心・安全なまちづくりのために「げんき石巻研究所」を発足。
 防災に関する普及・啓蒙を行う事業型NPOとして初期消火や避難路確保に威力を発揮する「投げ消すSAT119」を販売。
 2007年には「げんき宮城研究所」を設立。
 震災後はアクティブルーム☆伊達っ子実行委員会と共に、県内の小学校や児童養護施設におむすびを提供する義援金の募集を開始。
 また、「東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城」に参加。
 事務局として被災した子どもを支援する「宮城子どもスマイルサポートプロジェクト」や、食の提供を中心にスポーツ支援、アート支援、音楽支援、子ども遊び支援を行う「東北キッチン プロジェクトトレーラー生きる力プロジェクト」などを実施。
 Mail: genkimiyagi@yahoo.co.jp
 Tel:090-7526-7826(門間)
 ※AM9:00~PM10:00のみ受付(緊急時は時間指定なし)
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【岩手県の講演者のマネジメントを担当】★本舘淳(もとだて・あつし)
 1973年生まれ。
 年々深刻化している岩手県の社会問題を憂い、県の新しい発展に寄与するべく、「力あふれる郷土の創造」「官・民・業の真の協働による地域経営と地域振興」「希望と魅力のある県づくり」を三本柱としたNPO法人パワーアップ支援室を設立、代表理事に。
 総合支援コンサルティング事業や社会貢献の各種事業により、官・民・業の縁の下の力持ち的役割として、幅広いサポート活動を展開中。
 震災後は自身が代表を務める「合同会社いわて生活支援室」との協働で孤立避難所を支援する「いわて被災地支援募金」、救援活動中のNPOやボランティア団体を支援する「いわて被災地NPO支援金」を開設。
 また、被災企業の呼びかけに応じ、岩手県の産業復興のためのマッチングサイト「がんばろう!岩手.com」の協賛法人として無償での事業用物資等を受け付けている。
 Mail:info@power-up-support.org
 Tel&Fax:019-662-7433
(パワーアップ支援室)
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【福島県の講演者のマネジメントを担当】(※急募!)

 福島県にあるNPOや非営利活動団体との協働を急募しています。
 NPOの認証前でもOK。学生団体でもOK。
 社会起業に理解がある事業者なら歓迎します。

 これを機にソーシャルビジネス(※社会起業。営利目的ではなく、問題解決を目的とし、その解決コストを賄うための収益事業を行う新しい働き方)を始めたい意欲のある方、大歓迎です。
 この事業の企画者である今一生(こん・いっしょう)までメールでお問い合わせください。

【東京近郊に避難された講演者のマネジメントを担当】★今一生(こん・いっしょう)

 1997年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』3部作をCreate Media名義で企画・編集し、文庫版も含め30万部のベストセラーにする。
 99年に被虐待児童とDV妻が経済的かつ合法的に自立するための支援本『完全家出マニュアル』(同)を発表。そこで造語した「プチ家出」は流行語になり、問題提起として話題に。
 その後、家出できない被虐待児童を取材し続け、彼らに自傷行為や自殺未遂の経験者が多いことから15年以上、300人に上る自殺経験者と付き合う取材を重ねる。
 一方、自殺の誘因となるさまざまな社会的課題に対してビジネスの手法で解決していく「社会起業家」の働き方に注目し、事業型NPOを中心とする社会起業家の精力的に取材を続け、2007年、東京大学で自主ゼミの講師に招かれ、1年間ほど社会起業を教える。
 この講演事業では、東京・千葉・埼玉・神奈川の各県に疎開・一時避難してこられた被災者からの問い合わせに応じるほか、営業・広報を担当している。
Mail:conisshow@gmail.com
Skype:con-isshow

TEL:090-7802-3065(※正午~PM10:00)
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 この講演事業では、マンパワー不足のため、被災者の全員を救うことはできません。
 下記に該当される方を優先的に講演者候補として選びたいと考えています。


【講演者候補/被災者の場合】

#仮住まい生活で貯金もなく、仕事に就きにくい条件がある
#身分証明が困難などの理由で生活保護の申請が進んでいない
#身寄りがなく、仮住まい先から出されたら住居がない
#震災の影響でオーバーステイになってしまった外国人など

 具体的には、孤児・妊婦・シングルマザー・高齢者などを対象にしています。
(※親類の家に仮住まいしている方や講演未経験者も大歓迎です)

 ただし、以下の条件の方は、講演者として対象外となります。

#小学4年生以下(※同行できるが、講演料の対象外。孤児は歓迎)
#介助が必要な高齢者・傷病者・障害者(※介助不要なら歓迎)
#故意に不法滞在の外国人(※日本語が話せる合法的な方は歓迎)
#震災時に刑務所に収監されていた方など(※未成年は除く)

【講演者候補/フリーの報道関係者の場合】

 震災前から現地に住んでおり、被災直後から取材してきたフリー(※テレビ局や新聞社などに所属していない独立系)のアナウンサー・ディレクター・ジャーナリスト・カメラマン・ライターなら、被災者と同行し、講演者としてこのプロジェクトに参加できます。
 また、こうした報道関係者に準ずる形で、被災地での支援活動に従事してきた地元のNPOのスタッフや医師・看護師・消防隊員も、講演者候補として応募できます。


 5月未明には営業を開始予定です。
 みなさんのお知り合いに上記に該当する被災者の方やフリージャーナリストの方が
いらっしゃったら、ご覧のブログ記事をお早めにお知らせください。

 下記のように、毎日新聞(全国版)に取材され、記事が掲載されました。
(※web版は5月9日付。本紙は10日付)

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 新聞・テレビ・雑誌・ラジオなどの媒体関係者向けには、
ここをクリックすると、プレスリリースをダウンロードできます。

 宮城県の方はこの広報チラシを、岩手県の方はこの広報チラシを、東京近郊に疎開・一時避難されてきた方にはこの広報チラシをプリント&コピーの上、避難所や被災者の集まる場所で配布してくださると、収入手段に困っている被災者の方が助かります。

 この講演事業は近日中に公式サイトを発表予定です。
 「自分の住む街で講演してほしい」というリクエストは、このブログの執筆者で、
この講演事業を総括・営業する僕(今一生)までご連絡ください。
conisshow@gmail.com(今一生)
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 なお、10代の被災者の方には、「被災体験記」を書いて1万円以上の
原稿料を得られる仕事もあります。
 詳細は、このブログをご覧ください。

 共感していただけましたら、この記事の下にある「ツィートする」や「いいね!」をクリックし、より多くの方々に広めていただけるとうれしいです。
 そのちょっとした行動だけでも、被災者を支援したい人が増え、被災者が助かりますから…

■被災地は今日も有事(支援物資&報告会)


 東日本大震災から1ヶ月後の4月11・12日、被災地の一つである宮城県石巻市を中心に取材してきました。
 その惨状は、昨今テレビや新聞で報じられているような復興や希望のきざしが見られるような
落ち着いた状況ではなく、「有事」そのものでした。

 東京発、全国行きのマスメディアは、支援物資も十分に届かない避難所や民家がたくさんあることを十分に伝えていません。
 そこで、現地の画像を豊富に紹介し、地元の現況が正確にわかる報告会を行います。
 まさに今必要な支援の内容や、復興支援に必要な社会起業(ソーシャルビジネス)についてもお話しします。

 メディアが伝えない被災地の本当の姿を知りたい方。
 少しでも被災地を支援したいけど、何をしていいかわからない方。
 その他、宮城県出身で地元の現況が気になる方など、どなたでも参加できます。

 第一弾として千葉大学で4月21日に行った様子は下記のとおり。


(※千葉大工学部2号棟3階の田内先生の部屋では、夏休みに入るまで募金箱を設置中!)

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(※左:今一生、右:フェアトレード東北代表・布施龍一)

 上記に参加された方々のご意見の一部を紹介します。

「テレビでは教えてくれない被災地の様子、大変勉強になりました」
「自分はAPbank主催のボランティアに行く予定でしたが、定員オーバーで行けず諦めていました。
 でも、お話を聞き、現状を知ることでまた行こうと決意出来ました」
「衛生の問題など、被災地には今後出てくるであろう課題が山のようにあることがわかりました。
 メディアの情報に流されず自分で被災地の状況を調べ、支援や物資のニーズを読み取りながら
 行動することの重要性を改めて感じました」
「被災地により支援の具合に差があること、地域によりニーズが異なること、そして長期的な支援の
 必要性を改めて感じました。ボランティア情報を発信する側として、被災地のニーズを読み取り
 ながら継続的に活動していきたく思います」
「昨日はお話ありがとうございました!僕は実家が福島いわき市なので、ゴールデンウィークに帰って
 まずボランティアを通してフィールドワークみたいなことしてみます」

 上記のように、この「被災地報告会」は現地報告をするだけではありません。
 被災地の惨状に対する関心を喚起し、当日来場される方々がら支援物資や義援金を預かります。
 寄付先は、石巻で被災者を支援してるNPO法人フェアトレード東北です

 千葉大では多くの支援物資が届けられ、即日フェアトレード東北へ送りました。
 また、来場者の有志の皆様から2時間で8万9452円の義援金が集まりました。
 これも即日同団体の代表・布施氏に渡し、石巻市を中心とした被災者支援活動に使われます。

 石巻市で被災者支援活動を続けてるフェアトレード東北では、以下の支援物資を急募しています。
(※要望以外の下記の物資は送らないでください。余ってしまい、置き場所に困っています)

【急募中の支援物資リスト】
☆食品・おかずになる缶詰・レトルト・野菜・ウインナー・ソーセージ・さとうのごはん・調味料 →大量に
 (※学校の給食用の炊き出しを予定しているた。給食センターが被災
 生モノは冷蔵庫がないので大量には無理。ボランティアさんの食事用には受付中)

☆菓子類・野菜ジュース
☆冷蔵庫(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
 (※食糧が二日分届いても食べ残してしまう)
☆冷蔵ボックス(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
☆大人用Tシャツ →男女大人用(新品のみ)
☆事務用品(クリアファイルなど)     
☆自転車 →ままちゃり、子供用
☆掃除機(新品/サイクロン式のみ)→ 20~30台
 (※ヘドロの粒子が細かいため、紙パックだとすぐに詰まる)
☆テレビ(デジタルチューナー内蔵のみ) →20~30台
 (※ブラウン管は送らないでください。避難所によっては情報が入らない)
☆電子レンジ(新品のみ)→ 20~30台
☆洗濯機(新品or2007年度製以降の商品)→ 20~30台
☆軽トラック →借りている車を急きょ返却することに…
☆スクーター(カブ) →車が流された。買う金もない。買い物にも遠くて行けない
☆新品or中古パソコン(2007年以降の製品) →津波で流された。どこからも情報が入らない
☆乾電池(単1・単2・単3) →大量に!
☆テント(中古不可)→避難所にいづらいので出たい
☆懐中電灯・ランタン(LED、新品のみ) →100~1000個必要
☆寝袋(新品のみ・大人用) →テントといっしょに使います
☆デジカメ →被災証明を取ろうにもカメラも流された。できるだけ新しい機種を!
☆ガス式発電機 →これを参照
☆カーインバーター発電機(中古不可) →大量に!
 (※車しか残ってないのに避難所も「21日で出ていけ」と言われてます。
  インバーターがあれば携帯の充電も、PCも、髭剃りも使えます。
  インバーターはシガレットソケットに差し込んで車の電源を家庭用電源に変換するもので、
  携帯電話やパソコンを充電できる変換器)

(※4月28日現在。支援物資は日によって変わります。最新情報はこのブログで確認を!)


 被災地では、「東京発、全国行き」のマスメディアが報じなくなった危機的状況が続いてます。

 大企業が提供する支援物資は役所や大きなNGOなどで止まり、緊急に物資が必要な避難所を日に日に発見している小さなNPOには届いていません。
 そのため、現地のNPOでは、「死ぬか生きるか」にある切迫した状況にある避難民を救えずに歯がゆい思いをしています。

 青年版の国民栄誉賞といわれる「人間力大賞」も受賞した社会起業家であるNPO法人フェアトレード東北の代表理事・布施龍一さん(※下の画像)は、こんなメッセージをtwitterやブログから発信しています。
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「旧市内までは、様々な著名人、芸能人が来ていただいていますが、
旧牡鹿町には誰も行ってはくれませんでした。
 東京の坂東さん、石原さんからのご紹介で、ラモス瑠偉さんがTVなどで
取り上げられている避難所ではなく、本当に孤立している場所に行き、
みんなに元気を出してもらいたい。
 うちの団体では、常時、ボランティアの方を募集しています。
 着替えだけ持って来ていただければOKです。
 ボランティア保険はご自身でお願いします。配給の手伝い、おばあちゃんの話し相手、
夕食準備などなので、女性の方をメインで募集いたします。
 また、ゴールデンウィークにボランティアに来ていただけれる方を広く募集いたします。
 1日2食、寝床完備。よろしくお願いいたします」

 フェアトレード東北の連絡先は、下記の通り。

〒986-0861 
宮城県石巻市蛇田字下中埣14-1 NPO法人 フェアトレード東北
TEL&FAX:0225-94-6883 
(※配送問い合わせ専用。募集内容のお問い合わせはメールでのみで受付中。
  直接お電話するのはお控えください)
☆支援物資を贈る前のお問い合わせ→ft.b.shien@gmail.com
☆当団体への義援金へのご連絡→ft.shien@gmail.com
ボランティア等への参加希望の問い合わせ→ft.bora@gmail.com



 上記の支援物資を「寄贈品」と明記の上、フェアトレード東北まで郵送してください。
 宅配便は「ヤマト運輸」しか届きません(※レターパックなどの郵便も届きます)。

 また、寄付金も集めています。
 支援活動には、避難所までの車の燃費など莫大な費用がかかっていますが、ボランティアとは事実上、自分の財布からお金を持ち出している活動なので、団体がそれを賄えるようにするには、現時点では寄付が頼りです。

【フェアトレード東北への寄付】

 地元をよく知り、きめ細かな支援・調査を進めている彼らを支援すれば、避難所の被災者に対する支援活動が継続・拡大できます。これは、赤十字や自治体など他の多くの寄付や義援金よりも即効性があり、被災者を直接支援できる方法です。
 1000円だけでも、十分ありがたいです。
 ネットバンキングで振り込まれたお金は、現在困窮している避難所までの車の燃費代、ボランティアのみなさんの食事代、上記の支援物資の購入代、事務用品費などに、即日活用されます。

 大渋滞でこれまでの銀行に往復2時間もかかってしまうため、活動支援金の口座が新設されました。
 今後は下記の口座に寄付をお願い申し上げます。

☆ゆうちょ銀行 記号 18150 番号 9706921
 名前 トクヒ)フェアトレードトウホク

☆七十七銀行(シチジュウシチギンコウ) 石巻支店 
 普通預金 口座番号 5850606
 口座名  特定非営利活動法人フェアトレード東北 代表理事 布施龍一



【あなたの街でも報告会を!】
 以上のように「被災地の現状報告会+支援物資の調達」をワンセットにしたイベントを全国各地で緊急に開催し、招いていただきたいです。
 千葉・東京・埼玉・神奈川なら、往復交通費を含めて3万円から引き受けます。
 1人1000円の入場料を徴収すれば、30名以上集めれば、赤字になりません。
 それ以外のエリアでも、往復交通費+3万円以上で承ります(※広報にも協力します)。
 
 当方(今一生)の最寄り駅は、内房線の五井駅です。
 Yahoo!路線検索で往復交通費をお見積りの上、今一生(conisshow@gmail.com)までお気軽にお問い合わせください。

 なお、通常の今一生への講演依頼については、このページをご参照ください。
 被災地支援に関する最新情報を提供している今一生のtwitterアカウントは、@conisshowです。

 また、被災地支援については下記のリンクもご参照ください。
「東北産」を選んで買って、被災者を元気に!(※買えば買うほど被災者が助かります)
遠方から被災者を直接支援する方法(※現地のNPOにお知らせください)
収入手段のない被災者の方へ(講演の仕事あります)

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(※海に面したJR貨物の駅の線路はぐにゃりと曲がっていた。水たまりはヘドロと工業排水で不気味な緑色。鼻をつく異臭で目ものどもやられてしまう。震災後から復旧が間に合わず、復興のめどがつかないこうした手つかずのエリアがたくさん放置されている。4月11日撮影)


【取材・報道のスポンサー募集!】
 石巻市に限らず、岩手・福島・茨城にも取材&支援活動に行きたいと考えています。
 しかし、取材には2泊3日の行程でレンタカー代なども含めて10万円程度の経費がかかります。
 スポンサーになっていただける企業・個人の方がいらっしゃいましたら、今一生までお早めにメール(conisshow@gmail.com)をください。
 Web Moneyをご利用している方なら、このブログの左下にある「ぷちカンパ」から入金していただけると助かります。

 共感していただけましたら、この記事の下にある「ツィートする」や「いいね!」をクリックし、より多くの方々に広めていただけるとうれしいです。
 そのちょっとした行動だけでも、被災者を支援したい人が増え、被災者が助かりますから…

■震災1ヶ月後の石巻の被災地報告会


 東日本大震災から1ヶ月後の4月11-12日、被災地の一つである宮城県石巻市を中心に取材してきました。
 その様子は、昨今テレビや新聞で報じられているような復興や希望のきざしが見られるような落ち着いた状況ではなく、「有事」そのものでした。

 東京発、全国行きのマスメディアは、支援物資も十分に届かない避難所や民家がたくさんあることを十分に伝えていません。
 そこで、現地の画像を豊富に紹介し、地元の現況が正確にわかる報告会を行います。
 まさに今必要な支援の内容や、今後の復興支援に必要なソーシャルビジネスモデルについてもお話しします。

 メディアが伝えない被災地のリアルな姿を知りたい方。
 少しでも被災地を支援したいけど、何をしていいかわからない方。
 その他、宮城県出身で地元の現況が気になる方など、どなたでも参加できます。

 とりあえず、第一弾は、下記のとおり。


■被災地の現状と今後の展望 報告会 in 千葉大学

●日時:2011年4月21日(木)午後6時30分~8時(※その後、近所で懇親会あり)
●場所:千葉大学 工学部2号棟 6階アトリエ
    (JR総武線・西千葉駅/改札を左に出て徒歩2分)
●地図:下記参照

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●出演:司会/田内隆利(千葉大学工学部デザイン学科助教)
     講師/今一生(フリーライター ※下の写真)
       /布施龍一(NPO法人フェアトレード東北・代表理事)
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●入場:無料(※千葉大生でなくても参加可。予約不要)
●主催:B面カフェ
●後援:千葉大学デザイン学科
●お問い合わせ:tauchi★faculty.chiba-u.jp(★を@に変えて送信)
         TEL:080-5440-7204(田内)
●広報チラシ:下記のPDFをダウンロードし、プリントアウト&配布してください
 A4版チラシA3版チラシ
●中継:下記のチャンネルでUstream生中継を予定
http://www.ustream.tv/channel/side-b-cafe
●備考:なるだけご来場の際に以下の支援物資・義援金をご持参ください。
     飲料水なら、未開封のペットボトル1本でも構いません。
     石巻で被災者を支援してるNPO法人フェアトレード東北に寄付します


【急募中の支援物資リスト】
☆水 →大量に!(※ペットボトル可)
☆コピー用紙(A4他) →主に支援活動に使用します
☆マスク・軍手 →被災地では沿岸部でとくにヘドロの異臭がすごいです     
☆軽トラック →借りている車を急きょ返却することに…
☆スクーター(カブ) →車が流された。買う金もない。買い物にも遠くて行けない
☆おかずになる缶詰・レトルト食品 →大量に!
☆自転車(中古不可) →大きい避難所にしか物資として来ない
 (※被災地はアスファルトが陥没し、水たまりやぬかるんだ泥の多い道も多く、悪路です。
  ただでさえ怪我しかねないので、中古はご遠慮ください)

☆新品or中古パソコン(2007年以降の製品) →津波で流された。どこからも情報が入らない
☆乾電池(単1・単2・単3) →大量に!
☆テレビ(2007年以降の製品) →避難所によっては情報が入らないところもあります
☆テント(中古不可)→避難所にいづらいので出たい
☆懐中電灯・ランタン(LED、新品のみ) →100~1000個必要
☆寝袋(新品のみ・大人用) →テントといっしょに使います
☆蚊帳(中古不可) →8畳・10畳用を16個以上~。
 (※津波で家が流され、ドアの壊れた納屋などで寝泊まりしてます)
☆デジカメ →被災証明を取ろうにも、カメラも流された
☆Tシャツ(中古不可) →大量に!
☆冷蔵庫・冷凍ボックス(2007年以降の製品) →食糧が二日分届いても食べ残してしまう
☆インバーター発電機(中古不可) →大量に! 
 (※車しか残ってないのに避難所も「21日で出ていけ」と言われてます。
  インバーターがあれば携帯の充電も、PCも、髭剃りも使えます)

☆ガスボンベ →カセットコンロ用ボンベ。大量に!
 (※都市ガスの復旧のめどが一切たってません。市内の商店も品薄)
☆常温でも日持ちする食糧 →野菜・果物(にんじん、じゃがいも、りんご、みかんなど)
☆その他の食品、野菜ジュース、お菓子、調味料等(※生ものは不可) →大量に募集
(※なお、支援物資は日によって変わることがあります。最新情報はこのブログまで)


 被災地では、「東京発、全国行き」のマスメディアが報じなくなった危機的状況が続いてます。

 大企業が提供する支援物資は役所や大きなNGOなどで止まり、緊急に物資が必要な避難所を日に日に発見している小さなNPOには届いていないため、「死ぬか生きるか」にある切迫した状況にある避難民を救えずに歯がゆい思いをしています。

 「人間力大賞」も受賞した社会起業家であるNPO法人フェアトレード東北の代表理事・布施龍一さん(※下の画像)は、こんなメッセージをtwitterやブログから発信しています。
huse.jpg
「旧市内までは、様々な著名人、芸能人が来ていただいていますが、
旧牡鹿町には誰も行ってはくれませんでした。
 東京の坂東さん、石原さんからのご紹介で、ラモス瑠偉さんがTVなどで
取り上げられている避難所ではなく、本当に孤立している場所に行き、
みんなに元気を出してもらいたい。
 うちの団体では、常時、ボランティアの方を募集しています。
 着替えだけ持って来ていただければOKです。
 ボランティア保険はご自身でお願いします。配給の手伝い、おばあちゃんの
話し相手、夕食準備などなので、女性の方をメインで募集いたします。
 また、ゴールデンウィークにボランティアに来ていただけれる方を広く募集いたします。
 1日2食、寝床完備。よろしくお願いいたします」

 フェアトレード東北の連絡先は、下記の通り。

〒986-0861 
宮城県石巻市蛇田字下中埣14-1 NPO法人 フェアトレード東北
TEL&FAX:0225-94-6883 
info@si-tohoku.com


 上記の支援物資を「寄贈品」と明記の上、フェアトレード東北まで郵送してください。

 また、寄付金も集めています。
 支援活動には、避難所までの車の燃費など莫大な費用がかかっていますが、ボランティアとは事実上、自分の財布からお金を持ち出している活動なので、団体がそれを賄えるようにするには、現時点では寄付が頼りです。

【フェアトレード東北への寄付】
☆石巻信用金庫 向陽支店(コウヨウシテン) 
 普通預金 6212877 布施龍一(フセ リュウイチ)
☆岩手銀行 石巻支店 普通預金 2009220 
 特定非営利活動法人フェアトレード東北代表理事 布施龍一

 石巻信用金庫は布施さん個人の名義ですが、事実上、フェアトレード東北の日々の支援活動に使われます。布施さんによると、「岩手銀行はフェアトレード東北の事務所から遠いので、信用金庫をお使いください」とのこと。
 地元をよく知り、きめ細かな支援・調査を進めている彼らを支援すれば、避難所の被災者に対する支援活動が継続・拡大できます。これは、赤十字や自治体など他の多くの寄付や義援金よりも即効性があり、被災者を直接支援できる方法です。

 1000円だけでも、十分ありがたいです。
 ネットバンキングで振り込まれたお金は、現在困窮している避難所までの車の燃費代、ボランティアのみなさんの食事代、上記の支援物資の購入代、事務用品費などに、即日活用されます。


【あなたの街でも報告会を!】
 以上のように「被災地の現状報告会+支援物資の調達」をワンセットにしたイベントを全国各地で緊急に開催し、招いていただきたいです。
 千葉・東京・埼玉・神奈川なら、往復交通費を含めて3万円から引き受けます。
 1人1000円の入場料を徴収すれば、30名以上集めれば、赤字になりません。
 それ以外のエリアでも、往復交通費+3万円以上で承ります(※広報にも協力します)。
 
 当方(今一生)の最寄り駅は、内房線の五井駅です。
 Yahoo!路線検索で往復交通費をお見積りの上、今一生(conisshow@gmail.com)までお気軽にお問い合わせください。

 なお、通常の今一生への講演依頼については、このページをご参照ください。
 被災地支援に関する最新情報を提供している今一生のtwitterアカウントは、@conisshowです。

 また、被災地支援については下記のリンクもご参照ください。
「東北産」を選んで買って、被災者を元気に!(※買えば買うほど被災者が助かります)
遠方から被災者を直接支援する方法(※現地のNPOにお知らせください)

01門脇小学校前_convert_20110416132927
(4月11日に撮影された石巻市南光町周辺。門脇小学校は3日間も燃え続け、マイホームや社屋、小学校の門前はあとかたもなく流されてしまった。震災日から1ヶ月も経つのに「グラウンドゼロ」状態のまま放置されている海沿いのエリアでは、津波が運んだヘドロの異臭が一面に充満し、マスクなしでは目とのどがやられてしまう)

【取材・報道のスポンサー募集!】
 石巻市に限らず、岩手・福島・茨城にも取材&支援活動に行きたいと考えています。
 しかし、取材には2泊3日の行程でレンタカー代なども含めて10万円程度の経費がかかります。
 スポンサーになっていただける企業・個人の方がいらっしゃいましたら、今一生までお早めにメール(conisshow@gmail.com)をください。

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 そのちょっとした行動だけでも、被災者を支援したい人が増え、被災者が助かりますから…