先進国・日本にも、親の虐待・貧困・病気などの事情によって実家では暮らしにくく、公共の支援施設にも入れないまま、中卒・高校中退を余儀なくされ、進学も就労も思うようにできなかったり、低賃金労働を強いられてしまうために、非合法集団に誘われたり、自殺を考えるまで思い詰める若者たちがたくさんいます。
こうした若者たち(とくに10代)をめぐる深刻な現状について、
このサイトをご覧ください。
そうした「さまよえる若者」たちを放置しておくことは、国民にとって福祉や治安の社会的コストを税金として支払う「増税」の根拠になります。
そして、何よりも、当事者の若者たち自身にとって、政治や行政による支援を十分に受けられていないことは、「どうしてもこんな不遇な境遇から這い上がりたい!」という希望を持ち続けることが困難になります。
こうした「さまよえる若者」の抱える苦しみを見逃したくない!
政治や行政が解決しないなら、民間から出来る支援は全部やろう!
そんな思いから、2010年に福岡で一般社団法人
ストリート・プロジェクト(略称ストプロ)が誕生しました。
市民活動による非営利の公益団体です。
ストプロでは、法人設立前の2009年から無料の高認塾
「高認まなび舎」を運営し、団体の認知向上と同時に若者と支援者の出会いの場を作る
「前向きぶっちぎりトークライブ」というイベントを開催してきました。
(※活動の詳細は、
コチラへ)
2011年は、「さまよえる若者」たちが安心して住めて、就労・起業のスキルも学べるゲストハウス
「ストプロ★わくわく人生ハウス」(仮称)の運営を始める予定で、現在は
物件をリサーチ中です。
こうした活動を続けるには、さまざまな活動経費がかかるため、ストプロでは
賛助会員からの会費や寄付、
「ストプロ★寄付本プロジェクト」などの資金調達を行ってきました。
でも、それだけでは、ゲストハウスを開設できても、その後の運転資金を十分に賄うには足りません。
そこで、ストプロでは自ら収益事業を立ち上げる他、ストプロと協働できる企業・団体と連携し、ストプロの提案した事業による収益の一部をストプロへ入れていただく仕組みを作りたいと考えました。
ここでは、
ストプロの活動理念(ミッション)に共感しつつも、外部の独立した事業体である企業・団体を仮に
「ストプロ・ユース」と呼び、相互に連携し合う「ストプロ・ユース」の集合を
「ソーシャルビジネス・アライアンス福岡」(SBA福岡)と呼ぶことにします。
この
「ソーシャルビジネス・アライアンス福岡」(SBA福岡)は、ストプロ内でストプロの活動をボランティアで行う若者団体
「ぷちスト」(仮)とは違い、ビジネスの手法によって社会的弱者の若者たちと福岡の街の両方を同時に元気にしようという
ソーシャルビジネス(社会起業)の担い手になるものです。
そして、今日では日本の全国各地で、そして世界中で若い世代から優秀な社会起業家が誕生しています。
他にもたくさんの若手社会起業家がいます。
でも、日本で一番元気な街である福岡の若者たちなら、もっとすごいソーシャルビジネスができるはず!
現在、この
SBA福岡の事務局として、さまざまなソーシャルビジネスの企画・運営を中心となって行う事務局長と事務・緒雑務を担うボランティア・スタッフを急募しています。
生活物価指数が100(=日本全国の平均)である福岡の街で、若者たちによるソーシャルビジネスが成功すれば、その事例は全国のモデルになります。
福岡を足場に
「面白くて楽しくてちゃんと稼げる」ソーシャルビジネスを生み出せば、日本全国の若者たちの希望となり、福岡から日本を変える市民力になるのです。
そのためには、学生どうしや若者どうしでつるんでいる場合ではありません。
「社会的弱者に転落させられた若者たちを放置したくない!」
「地元の街をもっと面白く楽しく元気なところに変えたい!」 そんな志を共有できる老若男女のすべてに声をかけ、「市民」の力で福岡から日本を変えましょう!
この記事に共感いただけたら、
SBA福岡のサイトをご覧の上、お気軽にストプロの理事である僕(
今一生)まで
メールください。
3月18日(金)には、福岡で
ストプロ主催のイベントがあり、全国で話題騒然のドキュメント映画『アヒルの子』の上映もあり、監督のトークライブもあります。
福岡市民は、ぜひ足を運んでみてください。
福岡以外の方も、ぜひこの記事の下にある「いいね!」(facebook)や「ツィートする」(twitter)などのボタンを押してくださると、本当にうれしいです!